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第16話

「おい、起きろ!!」  美樹が、目を覚ますと知らない 建物の中にいた。 『僕をどうするの』 「僕?お前、男なのか」 『そうだけど』 「なら尚更いい、男好きな  貴族はごろごろいるからな」 「そろそろ、出番だ」 そう言うと、男は美樹の腕を強引に 引っ張った。 『いやだ!!離して』 「おい、こいつにあれを飲ませ」 もう一人の男が、美樹の口に 何かを入れた。 「5分で効果が出る」 ~5分後~ 『はぁ、はぁ、あぁぁー』 「効果が出てきたな」 『た、す、けて、あぁぅぅ』 「お前を買ってくれる人が  可愛がってくれるさ。  さぁ、いくぞ」 男は美樹を違う部屋に連れて いった。

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