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第二章・13
気づくと、苦悶の表情だった色白男の眉間から力が抜けており、どこかうっとりとした顔つきに変わっている。
「……気持ち、いいのかな」
「……いいんじゃないか?」
ごくり、と生唾を飲む二人を前に、モニターの中の髭男はせっせと体位を変えて様々なセックスのやり方をアピールしてくる。
色白男が上になる、いわゆる騎乗位では、接合部がバックからこれ以上ないくらいのアップで映され、見る方が痛々しくなってきた。
だが、こういうことを、今から二人でやっていくのだ。
もう一度正常位になった髭男は、一度ペニスを大きく退いてそこに再び透明の液体を流した。
すぐにまた奥へと貫くと今まで以上に粘っこい音がして、優希も要人も耳まで熱くなってきた。
色白男の漏らす喘ぎも速く激しくなっており、これはいよいよフィニッシュに近いのか。
髭男は相変わらず細かく腰を震わせたり、ゆっくりぐっちゃぐちゃに突いたりとまるで攻め方のお手本のように動いている。
そのうち画面の中から、やばいやばいと声がしてきた。
髭男の声らしい。
は、と優希と要人がさらに食い入って見ると、髭男は素早くペニスを色白男のアナルから引き抜いた。
白い精液が数回、勢いよく飛ぶ。
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