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第4話
「....うぅーっ....っ!」
2、3回、四つん這いにさせたガロの背中に倒れ込み、小刻みに腰を動かしていたが。
「....なんか、滑りが悪いな」
いきなり、ズボッと抜いた。
うさぎの頃は毛並みがあったが、人間になり、肌の乾燥が気になって仕方ないまろんは、うさぎの神様の遣いから教わった、ボディローションを愛用している。
怖々とまろんを振り返るガロに近づき、お尻の谷間にボディローションを垂らした。
「....?」
そうして、また、ガロのアナルに勃起を突き刺した。
「あー....っ!!!」
「滑りが良くなった」
まろんは一方的に小刻みな高速ピストンを開始した。
互いに耳を収納する余裕はなく、ガロは白い二本の耳、まろんは黒い二本の耳も同時に揺れている。
「あー!久しぶり!すげ、気持ちい!」
「あっ、あっ、やめ、やめてください、まろんさん...っ」
最初は異物が入っている違和感しかなかったが、小刻みなピストンが続くたびにガロにも変化があった。
「あうぅ....っ、ああうぅ....なんか変~....」
まろんに突かれながら、ガロは唸り、シーツを掴んだ。
なんだこれ....気持ちいい、かも....。
「ああっ、ああ、やばい、すげ。締まる」
ガンガン、まろんが強弱を付け、勃起を出し入れする。
「ああっ、出そう!」
そうして、まろんはガロに中出しした。
勃起を入れ、どくどくと溜まっていた白濁をガロの中に吐き出しながら、余韻に浸る。
しばらくすると、久しぶりの交尾の疲れでまろんは眠った。
耳を出したまま、うつ伏せですやすや眠る、まろんをガロは見つめた。
「....僕も溜まってるのに....イケてない」
眠っているまろんの尻の谷間に先程のボディローションをこっそり垂らした。
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