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第147話番外編 プロフィール 譲治&奏

二家本譲治《にかもとじょうじ》 16歳 181㎝ 誕生日   2月14日 血液型   B型 趣味    音楽鑑賞(ヴァイオリン)       中古CD屋巡り 好きなもの ヴァイオリンを弾くこと       誰かの面倒を見ること 嫌いなもの 飛行機       面白くない暴力 家族構成  両親(極道)、仲間の衆 ここだけの話 ヤクザの次男坊。一家を継ぐ長男の陰で自由に生きてきた。家は結構ヤバいことするからと、周りに迷惑かけないように息を潜めた幼少期を超え、解き放たれた彼は気が付いたらその辺のヤンキーを占める存在となっていた。 もともと面倒見が良く興味本位で仁の面倒を見ていた、でも暴走族を壊滅させた時は流石に驚いた。純粋過ぎるその姿を見るうちに、他人を巻き込む自分主役の物語に疑問を持ち始めた悩めるヤンキー。弱い者いじめは面白くない暴力と捉えており、大人数で魔王を倒すベルトルトさんの計画に密かに疑問を持っている。 因みにヴァイオリンという意外すぎる趣味がある。でも音楽鑑賞が趣味なのは、自分より上手い人間の方が聞いてて楽しいじゃんとかいう向上心のかけらもない理由から。ちなみにそんな彼は、パガニーニのカプリース第24番が引けたりできる。本人が謙遜してるだけで、実際の超絶技巧はプロレベル。 コミュニケーション能力も抜群で、頭も腕っ節も強い、終いにはヴァイオリンも弾ける。しかも飛行機を拒絶する教の入信資格が備わっているため、ヤの付く家じゃなかったら友達は多かったこと間違いなし。 浅野奏《あさのかなで》 16歳 168㎝ 誕生日   9月11日 血液型   B型 趣味    お笑い番組 味噌汁作り 好きなもの 家族がいない時間       ファミレスのステーキ 嫌いなもの 家族がいる時間       自分の作った料理 家族構成  母親、2人の姉 ここだけの話 クラスのムードメーカーの1人である彼は、家では男版シンデレラ。毎日意地悪な母親と弟を傀儡のように扱う姉2人に虐げられる生活を送っている、争いが嫌いな父親はとうの昔に出て行ってしまった。自分の料理が嫌いなのは母親の手料理に対する憧れの反動。 友達を大事にするのは自分の唯一の繋がりを断ち切りたくないからであり、本心はかなりの臆病者&寂しがり屋。でもとめたつ及び留辰巳だけは駆け引きなしに仲良くなりたい、同じ居場所が足らない者同士だから(なお根底の性格は真逆)。 臆病者だから1人で家を出る勇気がなく、連れ出してくれる王子様を待ち続けていた。そしてついに現れた王子様が、自ら望んでないがネコ専の梓であった。こうして奏レラは王子様の梓(踊り子)と結ばれる……事は《《現状》》難しそうだ。 留辰巳には、毎日のようにウザ絡みしてはしつこいだのと言われている。でも転校生の彼にとって、浅野奏という存在は確かに心の栄養になってるはず。 さりげに実家での待遇が真逆なコンビです。周りを振り回して自由に生きる力を持つ孤独な主人公と、自分の人生を歩めないけどいつも不思議と中心にいてみんなに好かれるヒロイン、どちらが良いのかは人によると思います。 梓くんを諦めかけてたけど今回の件でもうちょっと頑張ろうと思えた譲治、物語が進むにつれて梓へのアプローチの仕方がわからず取り残される奏、そういった意味でも2人は対極ですね。 多分400〜500話ぐらいで完結する予定ですが、気が向いたら奏ととめたつが主役のスピンオフ出したいです、やる気は読者様にかかっておりますのでよろしくお願いします。

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