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歌を歌いに来たんだけどな(2)

そんなわけで…(どんなわけだよっ…) ボーカルのオーディションに来た筈の僕は… シャツを羽織っただけの、下半身も丸出しの状態で… しかも、後ろ手をケーブルで縛られ アイマスクをつけられてるっていう… まさに嗜虐的、玩具的な状況に置かれていた… 元々、素質があるもんだから… そのシチュエーションだけで、僕の身体はうっかり熱を帯びてきてしまった。 それはおそらく、僕のモノを見たら、バレてしまうくらいだったかと、思う。 「え、勃っちゃってるんじゃない?」 スマホを向けていたサエゾウが、それに気付いた。 「めっちゃ理想的な玩具ちゃんかもねー」 カイが、自分のドラムスティックを取り出した。 そしてその先端で、僕の乳首を突いた。 「…あっ…」 アイマスクをしているので、何か分からないけど… 冷たい尖った物が乳首に触れる刺激に… 僕は思わずビクッと震えた。 カイはニヤニヤしながら、何度も何度もそれを繰り返した。 「…んっ…ん、」 その度僕の身体はビクビクした。 「もっと、さっきみたいに良い声で鳴いてよ」 そう言いながらシルクが… ピックを取り出して、もう片方の乳首に当ててきた。 「んあっ…あああ…」 また違う冷たい刺激に、僕は身悶えた… 両乳首を道具で愛撫され続け、 僕のモノは、ますますいきり勃ってしまった。 「すっげービクビクしてる…」 サエゾウは立ち上がって僕に近寄り、僕のモノにスマホを近付けた。 動画を撮られてるっていうシチュエーションも、 僕を更に興奮させた。 「あっ…あ…んんんっ…」 僕は、その乳首への愛撫に耐え切れず… 手付かずのモノから、吐精させてしまった。 「瞬間撮れたー」 サエゾウが嬉しそうに言った。 「へえーこれでイケちゃうんだ、お前…」 「めっちゃ淫乱玩具じゃんね」 「はぁ…あ…はぁ…」 カイは、余韻に震える僕の肩を掴んで持ち上げ… シルクの足元に跪かせた。 シルクは自分のズボンを膝まで下ろすと、 僕の頭を持ち上げ… 自分のモノを僕の口にねじ込んできた。 「…んんっ…」 その隙にカイは、自分のズボンを脱ぎ捨てた。 そして僕の腰を掴んで持ち上げ… 僕の中に自分のモノを押し込んだ。 「んっ…んっ…」 口を塞がれているので声にならなかったが… 僕の身体はまた、じわじわと火照ってきた。 「快がり顔も撮りたい」 そう言いながらサエゾウが、僕のアイマスを外した。 僕は目を閉じ、恍惚の表情を浮かべていた。 「ヤバっ…めっちゃエロい顔ー」 「んんっ…ん…」 「はぁ…あっ…あっ…」 シルクが腰の動きを早めた。 「お、シルクのイキ顔も頂きっ」 サエゾウがまた、楽しそうに言った。 その次の瞬間、僕の口の中に、彼の愛液が溢れた。 後ろのカイも腰を激しく動かし… 僕の中に噴射した。 僕はそのまま… 上下の口からそれぞれの液を溢れさせた状態で 床に崩れ落ちた。 「はい交代ー」 サエゾウが、シルクにスマホを渡した。 サエゾウは僕の身体を抱き起こすと、 再び椅子に座らせた。 そして僕の両足を大きく開かせ、 僕のモノを両手で握った。 そして尖から少しずつ、口に含ませた。 「ん…はっ…あ」 彼は舌先を絡ませながら… ゆっくり抽挿を繰り返した。 また再び僕のモノは、ビクビクと昇り詰めた。 それを確認して、彼はそっと口を離し、 自分のズボンを脱ぎ捨てた。 そして僕をいったん立たせ…自分が椅子に座った。 「カメラ目線でイってねー」 そう言いながらサエゾウは、 僕を前向きに座らせながら… 僕の中に自分のモノを差し込んだ。 「んっ…ん…」 そして後ろから手を回して… 僕のモノを握りしめ、上下に扱いた。 その手の刺激と、僕の中で脈打つ刺激が相まって… 僕はまた、快楽の絶頂に近づいた… 「あっ…あああっ…」 「出そう? ちゃんと出るって、言ってイって…」 サエゾウが、耳元で囁いた。 「ん…あっ…あっ…出ちゃう…」 そう喘いで…僕はまたイった… 「…よくできましたー」 そう言うとサエゾウは、 自分のいいように激しく腰を揺らした。 「はぁっ…あっ…あっ…」 動きに合わせて息を荒げながら、 彼も僕の中に出した。 スマホの画面越しに、僕のイキ顔を見ていたシルクが言った。 「ごめん、また勃っちゃった…俺も挿れさせて」 そしてサエゾウから、僕の身体を受け取った。 「痛かった?取ってあげるね」 そう言って彼は、 僕の後ろ手に巻かれたケーブルをほどいた。 そして改めて僕を仰向けに押し倒し、 両足を大きく開かせた。 そして、自分のいきり勃ったモノを、 既にドロドロになった僕の中に、強引に挿れた。 「んっ…あっ…」 彼が奥へ突くたびに、力無い声が出てしまった。 シルクは、ほどなくイった。 その様子を横目に見ながら、 サエゾウは煙草に火をつけた。 「完全合格だなー」 既に飲みながら… 高みの見物を愉しんでいたカイが、彼に言った。 「ねー。むしろこっちからお願いするわ」 こうして… 歌じゃない方の審査も、無事終わった… みんなに手助けされながら、 僕は身体を拭き…服を着た。 「お代わりする?」 「…はい…同じの…を…」 そして、やや震える手で、煙草に火をつけた。 ハイボールを僕に差し出しながら、カイが言った。 「こんなバンドなんだけど…よかったらボーカルで入ってもらえませんか」 なんかさっきと人格違くない? 他の2人も、ほぼ同時に言った。 「ホントに、よろしくお願いしますー」 僕は…力無く微笑んで答えた。 「こちらこそ…よろしくお願いします…」

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