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またふたりの時間(1)
カイは、お客さんの居なくなった店の中を
テキパキと片付けた。
そして自分用にハイボールを作り…
僕の隣に座って、煙草に火をつけた。
「ふうー」
「セッション…面白かったです」
僕は言った。
「そーだろ?意外と楽しいんだよねー」
「普通のサラリーマンのおじさんのギターが上手くてビックリしましたよ」
「リアルハードロック世代の人達だからねー」
「エロ親父にはビビりましたけど…」
「あーホント悪かったね」
カイは煙草を消しながら言った。
「ちなみにさ…どんな風に、されたの?」
僕はちょっとドキンとした。
「さ、触られただけです…」
「…こんな風に?」
と、カイは…さっきの羽田さんのように、
僕の太腿を触ってきた。
「…っ」
彼の手はそのまま…僕の股間に、滑り込んだ。
そしてズボンの上から、
僕のモノをいやらしく撫で始めた。
「こんな風に触られた?」
「…んんっ…」
僕は、カウンターの上の…
自分のハイボールのグラスを握りしめた。
「やめてくださいって言わないの?」
「…はっ…あ…」
グラスを握りしめたまま…
僕は、ビクビクと、震えてしまった。
「言わないなら、やめないよ…」
「…ん…あっ…」
言えなかった。
だって…カイの手で触られてるうちに
どんどん気持ち良くなってしまったから…
「止めなかったら、お前あのおっさんにも犯られちゃってたんじゃないの…」
カイは、少し怒ったような口調で言った。
言いながら…僕のモノを撫でる手に、
グイッと力を込めた。
「…はあっ…あっ…」
僕は、大きくビクッとなった。
カイはゆっくり手を離すと…
立ち上がり…僕の身体を椅子から抱き下ろした。
そして、奥に1席だけあるソファー席に行き、
そこへ僕を仰向けに寝かせた。
カイはソファーの傍に跪いて、僕を見下ろした。
片手で僕の顔を撫でながら…
もう片方の手を僕の首から胸元へかけて滑らせた。
「…んんっ…」
滑っていくその手が、乳首を通るたびに、
僕は小さくビクッと震えた。
「可愛いよね…カオル…」
彼は僕の上半身を撫で続けながら言った。
「シルクとやったんでしょ」
「…ん」
今更、やったんでしょ…って言うか
「ちょっと独占したくなっちゃったって言ってた…」
「…んんんっ」
彼の指が…乳首の上で止まった。
「…俺も、独占したくなっちゃうかなー」
呟くように言うと…カイは僕に口付けてきた。
「…んっ」
彼は舌を伸ばして、僕の口の中のあちこちを突いた。
それはまるで…
絶妙なハイハットの響きのように心地よかった。
「はぁ…んっ…」
口を離れると、カイは…
ゆっくり僕のシャツを捲り上げた。
両方の乳首が露わになったのを確認して、
彼は僕の両手で、そのシャツを押さえさせた。
「持ってて」
「…んっ…」
そしてカイは…指と舌で…
僕の両方の乳首を、丁寧に愛撫し始めた。
「…あっ…んんっ…」
指先で転がしたり…軽く叩いたり…
舌先で突いたり…くちびるで吸い付いたり…
「は…ああっ…あ…あっ…」
僕は身体を捩らせながら…ビクビクと震えた。
「…んんっ…あっ…ああっ…」
執拗に乳首を攻められて…
気持ち良く身体中の熱が上がっていき…
いつの間にか僕のモノは、既にズボンの中で、
はち切れそうになっていってしまった…
「…はっ…あ…もう…出ちゃう…」
僕は思わず言った…
「そんなに気持ちいいの…?」
カイは言いながら…乳首から手を離し、
ゆっくり、僕のズボンを膝まで下ろした。
「あっ…あっ…」
脱がされる刺激さえ、
僕のモノを、更にいきり勃たせた。
「ホントに出ちゃいそうだね…」
それはもう、今にもイきそうに、
ビクビクと小刻みに震えてしまっていた。
カイは、片手を再び乳首に戻した。
「んっ…んん…あっ…」
「愛液を頂くか…」
ニヤッと笑ってそう言いながら…
カイは、僕のモノを握って、
その先端にくちびるをあてた。
「はあっ…ああっ…」
僕の身体は、一段と大きく震えた。
彼のくちびるがゆっくり開きながら、
僕のモノを吸い込んでいった…
「あっ…あっ…んんんっ…」
カイの口が、僕のモノを全部飲み込もうとしていた
その途中で…
僕はもう我慢できずに、
彼の口の中に、出してしまった。
「はっ…ぁ…はぁ…」
カイは口を離さなかった。
むしろもっと強く吸い付いて、
僕から出た愛液を…全部飲み込んでしまった…
「…んんん…」
僕は何となく、恥ずかしい気持ちになった…
しかも、やっと僕のモノから口を離したカイは、
追い討ちをかけるように…
ペロっと舌なめずりしながら、言ってのけた。
「美味しく頂きました…」
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