『いただきます！！』 俺は立花美咲。高校3年生になった。 もう受験生だ。 「美咲は元気ね～。 　ゆっくり食べなさいよ～」 今しゃべっているのは、俺の母さん。 俺と同じで明るい性格だ。 「今日は早く帰ってこいよ」 『うん。分かった』 どうしたんだろう？父さんが そんな事を言うなんて。 『じゃあ、行ってきます』 「行ってらっしゃいー」 俺の平穏な日々が終わりを告げる タイムリミットは刻々と近づいて いた。