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第3話
生活の為だ...!
僕は覚悟を決め、バスローブを脱ぎ、全裸になり、先生に言われるがまま、真ん中のマットに軽く脚を拡げ、尻餅を着くように座った。
先生はキャンバスに筆を走らせていたが、不意にその手が止まり、うーん、と唸り声に変わる。
「....イマイチ、気迫に欠けるな。勃起させてみようか」
さらっと平然とした先生の言葉に僕の目はこれでもかと丸くなる。
「....勃起、ですか」
「ああ、スマホでAVを観るといい、好きに扱いていいから」
「し、扱く....」
スマホを渡されながら僕は唖然とした。
「男同士なんだし、恥ずかしいことじゃない。やってることは男ならみんな同じなんだし。それに」
先生の目が険しくなった。
「仕事だということを忘れないようにね」
「は、はい....」
先生の視線を感じながら、僕はスマホで男女の絡みの動画を見ながら、もどかしげに右手で自身のモノを扱き始めた。
先生に見られている、という効果もあるのか、スマホの動画を見つめ息を荒くしながら勃起を扱いていると、
「いいね!それ」
えっ?と虚ろな瞳で先生を見ると、溌剌とした笑顔があった。
そのまま、スマホを取り上げられ、正面を向くよう指示された。
「そのまま、さっきの調子で扱いてくれる?」
躊躇いがない訳ではなかったが、先生に見せるようにし、先程のように軽く脚を拡げ、腹に付きそうな程に勃起したちんぽを扱いた。
先生はたまにキャンバスから視線を逸らし、僕を見ながら筆を走らせる。
正直、先生に見せながらオナニーをし、その姿を描かれていると思うと興奮する自分がいた。
「先走りが床に糸を引いていいね!その調子だよ」
はあはあ息を上げながら、キャンバス越しの先生に見せながら扱いた。
「まだ、イったら駄目だよ?」
扱いていた手を止める。
「その目、いいね。トロンとして虚ろで艶っぽい」
先生の声も絵の出来栄えが良いのか興奮気味だ。
イかないように言われ、手を離し、我慢した勃起がピクピク跳ねる。
先生はキャンバスの紙を真新しいものに変えた。
「イった姿も描こう」
先生は独り言を呟き、僕にイっていいよ、と声を掛けた。
「イ、イク....っ!」
2、3回扱いただけで僕は射精した。
焦点が合わない。
かなり床に白濁を飛ばしたが、未だ、勃起はヒクヒクと射精を繰り返していた。
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