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第7話

10分くらいだろうか、先生にひたすらアナルを舐められ、瞼を閉じ、仰け反った。 「うん。このくらいでいいかな」 椅子から少し体を起こし、自分の穴を見る。先生の涎で濡れていていやらしく見えた。 それどころか、アナルから床にまで先生の涎が伝っている。 「祐希。ほら、視線」 はっ、と僕はキャンバスの向こうの先生の声に正面を向く。 脚をおっぴろげ、アナルは涎まみれ、勃起したちんぽは腹にくっつく程。かなり恥ずかしい....。 「濡らしたお陰で少しアナルが少し小さく開いたね、いい感じだ」 アナルどころか自分の上の口もだらしなく薄く開いてしまっている。 初めてアナルを舐められたが...こんなに気持ちいいものなんだ、と僕はこの日、知った。 先生の注文は日増しにエスカレートしていった。 片足を上げて、指を1本入れるよう促された。 僕はかなり戸惑った。 「....仕方ないな」 先生はため息をつくと僕に歩み寄ってきた。 「....すみません、先生...」 僕の両足を掲げ、先生はアナルを舐め始めた。 「....あ、あ....」 体がピクンピクン跳ねた。 しばらくすると、先生の中指が穴に入ってきた。 「こうしたら痛くないだろう?」 「はい....」 そのまま、先生は中で指を折り曲げ、僕は、ああっ、と声が出てしまった。 「ほら、自分で指を入れて」 先生は指を抜き、キャンバスに戻る。 僕はそっと自らの中指で何故かアナルを撫でた。 (....ヤバい....気持ちい....) そうして、指をゆっくり、根元まで差し込んだ。 先生にキャンバス越しに見られながら。 気がつけば、無意識に指を出し入れしている僕がいたけれど、先生はなにも言わず、筆を走らせた。 それからは仕事ではない時間、自室でアナルに指を出し入れしてオナニーするようになってしまった。 ....もちろん、先生には内緒。

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