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第4話

『何で、他の男としゃべってんの』 『えっ、正樹は友達だし・・』 『下の名前で呼ぶんだ。  何か怪しい』 『僕達は、友達です』 何で、昨日会ったばかりの 人にあれこれ言われなけれ ばならないのかと反論しよ うとしたその時 『決めた。君を見初める』 『えっ、何言って・・』 『麗は、校則知らないの?  生徒会長に見初められたら  必ず言う事を聞かなければ  ならない。もし、聞かなけ  れば、退学とする』 そう、涼は生徒会長だったのだ。 『そんな・・、じゃあ、あなた  の望みはなんですか?』 『俺の花嫁になってよ』 『は?僕は男です!!』 麗は腹が立った。男に花嫁に なれなんて言う人は、地球上 で、この人しかいないと思った。 『俺の言う事は?』 『・・絶対、です』 『さすが、麗。君は物分かりが  いいね。そういう所も好き  だよ』 (これから、どうなるんだろう) 麗は、不安でいっぱいだった。  

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