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第3話-1

「あっひぃっ! らめっ……! はぁっあんっあっああっ……らめだよぉぉっ……」 「先生、『イイ』って言って? 大きいチ●コ、好きなんでしょう?」 「あぁっち●こぉっ……竜のちんちん大好きだぁ……あひっ……ひんっ! ……癖になるっ、癖になっちゃうぅぅ……」  ここはとあるビルの地下にあるゲイビ撮影室。  目の前で繰り広げられるAV撮影。    その現場を固唾を呑んで見守りながら、股間を熱くしているのは永田朝陽だ。  どこにでもいる普通の大学生である朝陽が、なぜゲイビ撮影の現場にいるのか。  それは、約二週間前、「ゲイビ男優にならないか」とスカウトを受けたからだ。  生まれて21年、ゲイであることを隠し続け、掘られる願望を胸に秘め続けていた朝陽。そのためゲイビ出演は夢のような話であった。  だって男に抱かれて、お金が貰えるなんて一石二鳥だもの……。    二つ返事でゲイビ出演を承諾したのが二週間前。それから今日まで、朝陽は「ゲイビ男優デビュー」に向けての訓練を先輩男優と行ってきた。訓練……という名の性教育を……。  そうして、ゲイビデビューは二週間後に迫っている。    あと十日あまりで念願の処女喪失なのだ!  ハジメテの相手が誰になるかまだ聞かされてないが、誰であろうと男優だ。    自慢の太くて長くてカリの張った性器で、尻穴をズコンバコンと暴いてくれることだろう。今日は研究のために過去の映像を借りようとゲイビ事務所に寄ったのだ。  が、なぜか今、成り行きで先輩男優の濃厚な性交を見学している。 「ねえ先生? 今、他の生徒が来たらどうなるかな。真面目な先生がデカチンコ突かれて悦がってるって知ったら」 「ひぃぃっ……らめっ生徒に見られたら……あんっ! やめてっ、やめて竜っ……」 「嘘。見られるって言ったらケツ締まりましたよ。本当は皆に見られたいんでしょう?」  今日のセットは高校の教室だ。    黒板と教壇と教卓。そこで今、男が教卓に縋りつくように立ちバックで犯されている。  犯されているのは、ネコ男優人気ナンバー1の光里。朝陽の教育係の男だ。  180センチの長身でありながら細身で、童話の王子様のような華麗な見目をした金髪の美丈夫。  しかし同時に残念なほどに変態である。好きなものは精液と男性器。いつも超絶なフェロモンを湛えて男たちを誘惑している。  今は眼鏡をかけた教師役で、清潔そうなグレースーツとシャツが乱れている。  色白の尻を晒しながら必死に教卓にしがみ付く色気が半端ない。 「あひゃっ……! 教師なのにっ生徒にち●ちんで突かれてっ……あっ……感じてしまうなんてぇぇっ」 「淫乱ですね。いつも教壇で尻振って、ずっとこうして欲しかったんでしょう?」  そんな光里を後ろから無遠慮に巨根で犯しているのが、タチ人気ナンバー1の竜生。    185センチを超える鍛え抜かれた体格は非常にダイナミック。  今は男子校のブレザーに身を包み、その若々しい格好と立派過ぎる巨根とのコントラストが眩しい。    二週間前、初めて竜生の撮影を見たときは執事を犯す「ご主人様」役だった。  その時はもっと乱暴な言葉遣いだったが、年下の生徒役に扮して敬語を使ってもなお圧倒的なドSっぷりだ。 「竜さん、やっぱり腰振りうまいなぁ……俺もあんな風にできるかな」  朝陽の隣から感嘆の声が漏れる。

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