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~淫らなゲームは終わらない・09=少年調教/4日目=~*

  ----------調教4日目。 笠井が暫しの間ゆっくりできる時間がやってきた。 少年は笠井の指示通り男たちに身綺麗に洗われ、尿道と後孔に淫具を挿れられたままベッドで深く眠っている。目覚めないままじっくりと後孔は広げられ、催淫の中で快楽に堕ち続けていた。 笠井は、今しがた男に運ばせた淹れたての朝のエスプレッソコーヒーを口にし、新鮮な野菜と高級ハムのサンドイッチを美しい指先で口へ運びながら一息つく。 昨日男に伝えた野島への質問は、朝食が運ばれた際に回答として封蝋された高級そうな封筒が添えられていた。封蝋は野島のオリジナルマークで、野島のイニシャル「N」に王冠と羽根が付いたデザインだ。 笠井は昨日、男にこう聞いたのだ。 「…野島さんに聞いておいてほしいんだけど…管理したままにするかどうか聞いて…」 封筒は開封してみるとカードが入っており、回答は「任せる」とだけ書いてある。 (ふぅん・・・?ずっと我慢させるのかと思ったけど・・) 笠井は意外そうな顔でカードを手にしながら、サンドイッチの最後の一口を飲み込んだ。 今日の調教は少年の催淫の進み具合を確認し、後孔が慣れてきているか1日何度かに分けて様子見をするだけだ。 「今日は一度可愛がってイかせてから催淫してあげようかな・・」 笠井は一人ごちると、自身の部屋のバスタブに湯を張り調教のプラン立てをする事にした。 服を脱ぎ、バスルームの淡い照明に笠井のしなやかな美しい躯体が浮かび上がる。 少年と同じように自身をも射精管理している肉茎の根元にあるベルトは外さずシャワーを浴び、丁寧に身体を清めていく。 バスタブに身を沈め、半身浴程度の湯量でリラックスすると、笠井は少年の妖艶になりつつある姿に思いを馳せる。・・夢の中でも性的刺激に抗えず射精を求め苦しんでいるであろう少年を笠井は己の欲望に重ね合わせ、ブルリと身を震わせた。 野島に調教後ゆっくりと可愛がられるであろう少年の後孔は、既に触診で笠井の指を美味しそうに咥えるようになっている。少年は野島を初めて咥える時、どんな声で鳴き、喘ぐのか興味があった。 つらつらとそんな考えが笠井の躯体を興奮したピンクに染めてゆく。湯の中であれど笠井の陰茎は興奮から肉茎へと姿を変え勃ち上がり、先端から甘い蜜を零している。いつもの笠井はこうした性欲に理性が勝ち、興奮を抑える為に少し撫で下ろすだけで管理用ベルトが理性をギチリ、と封じ込めるのだ。 しかし・・今日はどうしたことか興奮が冷めやらず、笠井はイけないままに肉茎をゆっくり摩すり、敏感になった胸の両の突起を交互にコリコリと愛撫することさえしてしまっていた。頭の中では野島が少年をゆっくり深く愛し貫いている想像が止まらず、笠井の肉茎は興奮を増すばかりの状態になっている。 笠井の施す調教と野島の性癖は相性がとてもいい。 野島が少年に逢う時は、必ず事前に射精管理を徹底させる。逢って数日は自分の手元に置いて気が向いたときに限界まで昂めてやっては突き放すことを繰り返し、最終日の最後に深く挿入しながら射精させる。少年たちはその我慢する行為が癖になり、最終的には野島の虜になって離れられなくなってしまう。 今まで少年を6人発注し、今回で7人目を迎えた野島は・・1回目にして調教後の笠井の色香に早々と気付き、2回目で調教中の笠井が自慰を行っていないと知ると、3回めで逆調教を行い始めた。2人目が終わって3人目を発注する段階から野島は発注頻度を急速に引き上げた。 笠井は今まで野島に4回逆調教を施され、調教が終わってすぐ野島の口淫で果て、その日はゆっくり愛撫されて射精できない苦しみを味わいながらたっぷり愛撫され、何度もドライした後に出してもらうという行為を繰り返された。 笠井にとってこの行為は、調教完了を大人しく待っていた野島に対してご褒美をあげるようなつもりでそれを受けているが、野島は確実に笠井の躯体を侵食し、調教後すぐに口淫で出してもらえると笠井の脳に記憶させているのだ。 残念ながら、プライドが邪魔して笠井はそれに気付いてはいない。 ・・・調教後にすぐ野島の口淫で出してもらえるという行為が当たり前になってきている今こそ、野島が待ち望んだ「本当の逆調教」が待っている。今回の調教は全て野島によって計算された発注なのだ。 ・・そして、笠井はすっかり忘れている禁忌を既に犯している。 のだ。 そこにはたっぷりと・・且つ、味で悟られないような媚薬が混ぜてあるのも気付かずに・・。 笠井は湯の中で自分の興奮をなだめようとしていた。 しかし、密かに入れられた媚薬が作用していつものように理性で勝つことができず、野島に犯され少年が喘ぐ様子への想像が止まらずに苦しんでいた。湯の動きさえも淫らに笠井を捉えていくような液体だと感じられるほどに、ありとあらゆる肌が敏感になっている。笠井はすぐに胸の先端を湯が嬲らないよう湯量を増やした。 「な…んで…こんな…に……」 頭の中の妄想は暴走の一途をたどり、考えてはいけない「野島による後処理」が頭を過ぎり、野島に口淫されている自身を思い出し、肌が更に紅潮して胸の両の先端が刺激されたいとわななく。 笠井は禁忌を犯したことに気付くことが既にできない程にまでに欲してしまっていた。媚薬は、実は今回が初めてではなかったのだ。野島に逆調教される度に媚薬を増やされ、調教が終わった時すぐされる後処理の快感を数倍~数百倍にまで上げ、笠井の肉茎は調教後にすぐに出してもらえる興奮を覚えていったのだ。 後処理のあとに行われるじっくりとした愛撫や、何度もドライでイかされることも、増やされていっていた媚薬で他では得られないような快感を笠井にもたらした。 媚薬は笠井の躯体中を駆け巡り、血潮の中に渦巻いて神経組織を過敏にしていく。しかし、この興奮は媚薬のせいだけではなかった。今回の少年があまりにも敏感で笠井の好奇心を煽ってしまった結果でもあり、野島にされた逆調教が癖になってしまった結果でもあるのだ。 「ん…っ……」 ベルトをしたまま笠井は自身の肉茎を少し摩ると妖艶な声が洩れた。 少年の両脚を大きく広げ、後孔を深く深くゆっくり且つじっくりと味わう野島の姿への妄想が止まらず、「男を知っている笠井の躯体」の奥が刺激を欲して疼く。 笠井も実はだいぶ昔に調教を受け、欲する躯体にされ愛玩されていた時代があった。 まだ年端も行かぬ頃、性的なことは何も知らない無垢だった頃にそれは突然行われるようになったのだ。 相手は野島と同じ程の年齢かと思われる家庭教師の男だった。笠井の家は資産家で、家庭教師に夏休みに泊まり込みで預けられ、個人授業を受けさせられていた事が仇になった形だ。男の家に預けられると、すぐに調教は始まった。まだ精通もしていなかった笠井は痛みがないよう少しづつ後孔ばかりを刺激され淫具を嵌められながら毎日勉強させられていた。 もちろん何も性的な事など知らなかったとはいえ、少年だった笠井も行われている事がいやらしい事であるのは察知した。後孔に媚薬をたっぷりと塗り込まれ、淫具を嵌めこまれ数日が経つと、男は幼い陰茎を舐め回すようになり、笠井はそこから数日で男の口の中で生まれて初めての精通を迎えたのである。 その後はイく事が気持ち良く、媚薬と淫具で慣らされた後孔に男が挿入するようになり、挿入されながらイく事を覚えていった。 家庭教師の男は、笠井の勉強をおろそかにさせないよう勉強も厳しく教えた。ミニテストが繰り返され、悪い点を取るとおしおきと称してイかせてもらえないままに犯され、良い点を取ると突かれながらイく事を許可された。もちろん射精は管理され、自分でする事は決してさせてもらえずに精通を迎えてからずっと管理された状況下の中でひと夏を過ごし、毎日昼夜問わず淫具や男のモノでたっぷり時間をかけて調教されていった。 夏休みの最終日、家に戻る時には既に笠井は「帰りたくない」と大粒の涙を零し、泣きながら愛玩される程度には性欲と愛情を間違えるようになってしまっていた。 家に戻ってからは3日に一度の逢瀬を愉しみ、家庭教師に言われるがままに自慰を我慢しては3日に一度だけイく事を許され、性的興奮に溺れて行った。 この家庭教師の存在が、幼かった笠井の性癖を曲げ、媚薬を教え、男性との性交でしか感じられない躯体にしたのだ。 しかし、この関係は3年で終止符が打たれた。 悪行が笠井の両親によって暴かれ、笠井から家庭教師は引き離されたからだ。 突然の性的刺激がなくなった日々は若過ぎる笠井にはキツく、すぐに次の家庭教師が就いたが今度は笠井自体が誘惑し、本来であれば持っている筈もない色香ですぐに躯体の関係になってしまった。次に就任した家庭教師はまだ若く、また、調教するような性癖も持っていなかった為、笠井は求められて深く突かれても「もの足りなさ」を感じるようになった。 そんな笠井は思春期を迎え、美しい風貌と妖しい色香を備え、恋と性欲を間違えたまま学園生になり、男たちとの関係を重ねてはもの足りなさに飢え、淫らな日々をただただ惰性のままに過ごした。しかし、笠井は日々の勉強を欠かすことはなかった。家庭教師からのミニテストや教えは、それだけ強烈に忘れることが出来ない思い出だったのだ。 育てられた家庭環境に似つかわしい知性を持ち、燻らせた性欲を内に溜めこんだまま、美しい笠井は念願だった大学の薬学部薬学科に推薦入学した。特に薬剤師になりたかった訳ではなかったが、「媚薬」に興味があったのだ。幼い頃にたっぷりと塗り込まれた「気持ち良くなる薬」を解明したかった・・同機はそれ以外にはなかった。 笠井は大学で勉強に明け暮れ没頭し、一時は品行方正かのように見えた。しかし・・・・その裏では相手を誘う話術も洗練され、笠井の虜になってしまった教授や同じ生徒に媚薬を与えては研究の限りを尽くし、学内で日々、媚薬に溺れた相手の性欲のままに貫かれては色香に満ちた声を洩らしていた。 卒業を迎えた笠井は、今後の進路が決められないままに日々の行いを見兼ねた両親からとうとう勘当を告げられ、笠井家から追われる身となったが教授の家に一時躯体を差し出して居候を始めた。 教授は少年や青年を愛好する人間であった為、教授の為に少年を調教して自分のような躯体に染め、教授に差し出しては高い報酬と引き換えた。 これが後の「少年調教」を生業とするようになったキッカケであった。 「ぁ…っ、ん……」 笠井は限界の性欲を昂ぶらせ、止められない手に翻弄されている。 この様子を相変わらず隠しビデオで見ていた野島は、笠井の限界を感じ取り、その大きな昂ぶりにニヤリと口角を上げ、目を細めて薄く笑いながらひとりごちる。 「もっと時間がかかると思ったが…ふふっ…、そろそろ仕掛けるとしよう…」 野島は男を一人呼び、満足そうな微笑みを浮かべながら「A段階を始める」と言った。 -----笠井の調教と野島の逆調教は、まだ・・終わらない。  

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