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第十九章・6

 車内は狭いので、嫌でも二人の体はひどく密着する。  両腕でしっかり幸樹を抱きよせ、玄馬は深く挿れたまま腰を細かく揺すった。 「奥まで挿入ってるな。どうだ? 気持ち悦いか?」 「んッ、ふ。んッ、んッ、んんぅ!」  大きなストライドの取れない分、玄馬は細かく速く腰をやった。  単調な責めにならないよう、時には大きくゆっくり円を描くように回す動きも忘れない。  その都度、幸樹は喉を反らせて、切ない声を上げる。  シートを掴んでいた手はいつしか玄馬の服を握りしめ、そしてしまいには首を抱き寄せ髪に指を差し込んだ。 「あッ、あッ、だ、だめ。玄馬さん、もうダメッ!」  二人の腹の間で擦られた幸樹のものはすっかり硬くそそり勃ち、粘液をこぼし始めている。 「いいぞ、そのまま出して。後でちゃんと掃除するから」 「んぅ。んッ、んッ、や。あぁあッ!」  びくん、と大きく震えると、幸樹はその熱を吐き出した。

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