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第1話

僕、水沢遥斗、16歳。 無事、全寮制男子校、桃華高等科に入学しました。 エスカレーター式ながら、中学は共学だったので、期待で胸が弾む入学式。 僕の初恋は小3ですが、初体験は中1です。 当時、僕は恋焦がれた23歳の男子教師がいました。 バレンタイン当日、先生を人のいない場所へ呼び出し、市販の選びに選んだチョコレートを手渡し、 「....先生が好きです」 告白しました。 面食らっていた先生でしたが、俯き、恥じらう僕に、 「ありがとう、嬉しいよ」 笑顔をくれ....ついでに僕の処女はホワイトデイに先生がもらってくれました。 キスもフェラも、全て。 休日はもっぱら先生の家。 最初は痛かったけど、病みつきになった僕。 先生が忙しくなり、一週間、ご無沙汰になったときのこと。 友人のクラスメイトたち、4人と土曜日の休み、高野くんの自宅に集まっていました。 僕はジュースを飲みながら、ぼんやりみんなの会話を聞いているのみ。 ゲームの話し、漫画の話しから、ついにはセックスの話題に。 中1の僕らはみんな童貞でした。 「AV見る?」 「AV?」 「父親が隠してんの、見つけちゃったんだよねえ」 高野くんがDVDをセットし始めた。 「親、大丈夫?」 吉田くんが小声で尋ねた。 「うち、共働きだし、今日、夜勤って話してたから大丈夫だよ」 そうして、初々しい僕たちは初めてのAV鑑賞が始まりました。

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