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第60話:とりあえず射れてみる
「あ、あ、クロイゼン!」
「どうした?」
「あの、あの、その、俺もう、指……ヤバいぃぃ」
セイジュが真っ赤になって腰を動かし始めたのでクロイゼンはすぐに察した。
「もうこっちが欲しいのか、淫乱め」
クロイゼンはそう言うと自分の人差し指を舐めてセイジュの秘部付近に刺激を加える。が、入れる気配はない。
「あ、クロイゼン! クロイゼンの馬鹿! 意地悪! 卑怯者!!」
「おまえがかわいいのが悪い。もうひくついているな」
指が接近してきたのでセイジュは期待してきたが、次の瞬間喫驚することとなる。
「え、クロイゼン?! え、え、あ、ああぁん!!」
同時にクロイゼンはセイジュの性器を握り、ゆるゆるとしごきはじめた。
「あ! ダメ! それ無理!」
クロイゼンは応えなかった。セイジュの秘部に自らの舌を射し込んで掻き回しているからだ。
「イ、イく! イっちゃう!!」
「ぷはっ、はぁ、はあ。なかなかに難しいな」
冷静に感想を述べるクロイゼンに対し、セイジュは顔を真っ赤にて腰をむずがゆそうに動かしていた。
「俺のもしてくれるか、セイジュ」
屹立したクロイゼンのものを見て、セイジュは目を潤め、こくりと頷いた。
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