何でだよ！？何が目的なんだ？？ どうやら俺を犯そうとかそういう目的ではなさそうだ。 この動画で俺を脅すつもりか？ 俺そんなに金なんて持ってないぞ。 「あぅっ離して、もうやめてぇっ」 「じゃあ篠田さんと別れて下さい」 「え…？なに？」 本庄がスマホを置き、ディルドのスイッチも切った。 「だから篠田さんと別れてここを出て行ってください。じゃないと今の動画を社内メールでばら撒きます」 「はあっ！？バカかよ！何考えてんだ！？」 「嫌ですよね？こんな姿、会社の人に見られるの」 「そんなのっ…ていうか篠田と別れろって何？？」 「あなたみたいな淫売が篠田さんのような優秀な男をたぶらかしてダメにするのを自分は我慢できないんです」 「はぁあ～～！？」 「あなたが出ていけば、自分がここに住めますし」 「んな、何言ってんだよ。そんなわけないだろ！？」 「とにかく、この動画が…あっ？」 スマホを掲げて示した本庄の手からそのスマホが奪われた。 「篠田！」 「動画ってこれか？はい削除。こっちの画像も削除…と」 「篠田さん、なにするんですか！」 「それはこっちのセリフだ本庄」 「篠田さん、あなたは騙されてるんです、この男に！こんないやらしい変態と居たらあなたまでおかしくなっちゃいますよ！？」 「おかしいのはお前だ。この人は俺の大事な恋人だ。お前がしたことは目的が何であれ許されることじゃないぞ」 「篠田さん…俺はこの人と別れて篠田さんにまともになって欲しくて…」 「それがとんでもない勘違いだと言ってるんだ。警察に突き出されたくなかったら今すぐ俺の前から消えろ」 「くそ！何で誰もわかってくれないんだよ！篠田さんならわかってくれると思ったのに！！！」 よくわからないことを喚いて本庄は出て行った。 「一樹さん大丈夫？遅くなってごめんね」 「あ、ああ…これ入れさせられただけだから」 「はぁ、心配で死ぬかと思った」 「ごめん、あいつ何なんだ？」 「その話は後で。まずはあいつに触られたところ綺麗にしよう」 俺は篠田にシャワーで身体中綺麗にしてもらった。 「はー、さっぱりした！」 「はぁ…あいつの狙いが一樹さんのお尻じゃなくて良かった…もし身体目的なら俺間に合ってなかったね」 篠田はベッドに寝そべる俺の尻をさらっと撫でた。 「あいつ、篠田のことが好きだったの？」 「さぁ…恋愛感情ではないと思うけど。まあいいや。可愛いお尻見てたらもう我慢できなくなってきた」 「わあっ！ちょっと、そこ舐めるの恥ずかしいって言ってるのに！」 お尻の穴の周りをペロペロと舐められ、次第に舌が穴の中まで侵入してくる。 「ああっ…それダメェ…♡」 グッズグズになるまで舐められ、俺は我慢できずに挿れて欲しいとせがんだ。 「佑成…もう挿れてよぉ、舐められるのも気持ちいいけど、ああっ！おっきいので奥までゴリゴリやってよ佑成ぃ」 「はいはい、いっぱい舐めて満足したから今度は俺も気持ちよくならせてね♡」 「ああっぁ……！」 やっぱりディルドより本物の方が断然イイ！ 「気持ちいい…佑成…ぁあっ♡」 本庄のヘッタクソな動きとの違いたるや…ああ。 「一樹さんの中もすごく気持ちいいよ…」 「佑成のがいいっ俺は佑成が好き…好き…♡んんっ誰にもあげないからぁっ」 「俺も好きだよ、誰のものにもならないから安心して。俺は一樹さんの物だよ」 「んっんっ♡ああっ！」 「ねぇ、後ろからしていい？」 「あ…いいよ…好きにして…」 うつ伏せにされて、頸に吸いつかれる。 今日は見える位置に痕付けられても良いって気分。 そして後ろから突き挿れられる。 ずちゅっずちゅっ にゅち、にゅち…♡ 「ああっ、気持ちいいっきもちいいっ」 うつ伏せで腰を動かすとペニスがベッドに擦れてそれがまた気持ちいいのだ。 「あっあっイッちゃう！佑成来てぇ、中に出して！」 「ダメだよ、後が大変だから」 「ヤダヤダ、中で出してぇっ♡」 「悪い子だね、ダメだってば」 俺がただをこねるので後ろから顎を掴まれてキスされる。 口の中を舐られて、気持ちよさに頭がぼーっとしてるところへ一気にピストンの速度を上げられ絶頂まで追いやられた。 どちゅっどちゅっどちゅっ♡ 「ああっでちゃうでちゃう！！あんっ♡♡」 お尻を篠田のペニスでゴリゴリされ、前はグニグニと自分で布に擦り付けて俺は射精した。 「あ。ああっ…♡イッたぁ…前も後ろもきもち…♡♡はぁ、はぁ…でも中で出して欲しかったのにぃ……」 「だめだめ、お腹痛くなるでしょ」 「はーい」 「いいお返事。もう1回する？」 篠田が頬にキスして聞いてくる。 俺はもちろん頷いた。 後から情報通のベテラン行員山部さんに聞いたところによると、本庄は元々警察官として採用され警察学校まで行ったのだが思い込みが激しく滅茶苦茶な正義感を振りかざすところがあって同僚とうまくいかず、結局暴力沙汰まで起こして交番配属前に退職していたらしい。 銀行ならそんなこともないだろうと思ったらしいのだが… 残念ながらここも合わなかったようだ。