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第9話
「ちょ、待って……洗うって……修斗が……その……僕の体を洗ってくれるってこと!?」
「いいだろ? だってさ……昔はこうやって、洗いっこもしただろ? 今まで会っていなかった分……とりあえずはスキンシップってのもあるけど、今まで会ってなかった分……俺は薙にいっぱい触れたいんだよ」
そう言いながらも、修斗はゆっくりと薙の体を楽しむかのように手で洗っていくのだ。
「薙も見ないうちに体は大きくなったよな……でも、体の小ささは昔と変わってないのかもね」
首や背中を洗っていた手は、やがて薙の胸の突起へと触れるのだった。
それだけでも薙は感じてしまったのであろうか。 目を瞑り体をビクりとさせてしまっていた。
「ちょ! 修……斗……! っ……」
「これだけでも……感じちゃうの!? そしたら、ココに指なんか入れたら……もっと、感じちゃうんじゃない?」
修斗は意地悪げな表情をすると、最初は洗うように薙の双丘を撫でていたのだが指先を薙の入口部分を掠めるのだ。
「ん……! ちょ……!」
そんな薙の反応に修斗はクスリとすると、
「まだまだ、ココを掠めただけだよ。 って、さっき、自分でココやってみたことがあるって言ってたよね? じゃあ、ある意味、準備OKって感じなのかな? それに、ボディソープで滑りも言い訳だし……いきなり、指入れても大丈夫かな?」
そんなことを言っている修斗なのだが、未だに中に指は入れずに薙の入口周辺を撫でるだけに留めている。
「ぁ……もう……やぁ……足り……ぁ……ない……よ……」
薙は無意識なのか腰を動かし、それはまるで修斗の指を誘導して中に入れて欲しいとアピールしているようだ。
「じゃあ、どうして欲しいの?」
「な、か……僕の中に……修斗の……指入れて……ん……よ……」
その薙の言葉に修斗は納得すると、
「じゃあ、壁に手付いて……お尻突き出してくれる? そうじゃないと薙の中、見えないし、指も入れられないよ。 それに今はあの時とは違うんだ……今はあの時よりも知識をもったからね。 あの時よりも気持ち良くなるような方法沢山覚えたんだよ」
修斗にそう言われ薙は修斗の指示に素直に応じる。
「流石は薙……。 もっと……足開いてくれないとよく薙の中が見れないよ」
「ぁ……だけどっ……も、流石に……ん……恥ずかしいよ……」
「気持ち良くなりたくないの!?」
修斗は薙の後ろへと立ち、そう言うのだ。
薙はその言葉に恥ずかしながらも足をゆっくりと広げていく。
「こ、これでいい?」
「ま、そうだね……」
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