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第11話

「も、もー! 修斗……お、お願い……」 「……ってか……薙……? ココだけでいいの? ココだけで先ずはイっちゃう? 本当は前も触って欲しいんじゃないの? ほら、もう、ココももうこんなになってるし。 お腹まで勃ってるみたいだけど? どうする?」  今、絶対に修斗に薙のモノを触られたら直ぐにでもイってしまいそうな位、薙のは勃っていた。 「だから……! もう! イきたいんだってばぁ……だけど……修斗が……なかなかイかせてくれないからでしょ……?」  もう薙は限界の限界なのであろう。 甘えたような声で本当に今にも泣きそうな声で訴える。 「たったこれだけで、イきたくなっちゃたの!? ま、まだ、若いからっていうのもあるんだと思うんだけど……」 「修斗だからに決まってるでしょ……」 「じゃあ、先ずは自分で中に指入れてイっちゃう?」  その質問に首を振る薙。 「だから……修斗で最初はイきたいんだから……」 「んー……」  ある意味大人になってからは初めてで、じっくりゆっくりとヤりたいと思っていた修斗だったのだが、今にもイきたそうな目で訴えてきている薙に頭を悩ませているようだ。 「あ! そうだ! じゃあさぁ、今日はもうおしまいにしよう! 後は俺が薙の中に挿れておしまい! それで、いい? で、今度の時からはしっかり準備して、じっくりゆっくりやらせてもらうからね」  その修斗の提案に薙も納得したようで頭を二度程頷かせる。 「今度の時は、お腹にある物もちゃんと出して、中に俺のを出したりもしたいしさ……。 ってな訳で……薙……そこのお風呂の縁に手を掛けて、お尻突き出してくれたら、今、薙が一番欲しいモノ上げるよ」  そう言われ薙は修斗の指示通りに手をお風呂場の縁に掛け修斗に向かい双丘を突き出す形になる。  そう素直な薙に修斗はクスリとすると、薙の腰を後ろから掴み、ゆっくりと薙の中に自分のモノを挿れていく。 「今日は何もしてないから、外に出すからね……」  修斗は一息吐くと一気に薙の中に挿れていくのだ。  だが流石は自分でヤっていると言っているだけはあるのであろう。 薙は痛がりもせず、修斗のモノを中にすんなりとおさめてしまう。 「あー……いい……修斗……」  久しぶりに中に挿れてしまった感覚に、もう限界がきてしまったのであろうか。 それとも薙の締め付けに負けてしまったのか、 「やばっ! 薙……締め付けてくるから……俺、もう……限界っ!」  そう言うと修斗は腰を早く動かし、そして何回も動かさないうちに、 「あ! マジ! もう、無理!」  そう言うと、薙の中から自分のモノを抜き出し薙の背中に白い液体を放つ。  それと同時に薙の方も今日は直ぐに達ってしまったのか白い液体をお風呂特有のタイルの上に放つのであった。 「本当……ゴメン……。 今日はあまりゆっくり出来なかったけど……今度はもっとゆっくりやろうね」  修斗は息を切らしながら薙の体を後ろから抱き締める。 「……修斗……」  二人はお風呂から上がると先程のソファへと腰を下ろす。  だが今は恋人同士になったのだから隣同士に座ると、 「あのさ……今までの俺のことと、後、今までの薙のこと聞いていい?」

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