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第4-1話淫らな助け

「……分かった、から……っ、ぁ、助けろぉ……」  グリオスの口から懇願の言葉を聞き、エルジュの口端が大きく引き上がった。 「やったぁ……ほら、教えて。もう腰の辺りが触手だらけで、すごいことになってるよ? もう前のほう、イきそう? 触手がぐにゅぐにゅ動いてるし、たまらなさそうな顔してるし」 「ぅ……そ、そんなことは……あッ、ふ、ぅぅ……」 「ん? 何されたの? ほら、言ってよ」 「……せ、性器に……っ、細いのが、直に触れて、巻いて……ぁあッ、だ、ダメだ……っ、そ、そんな、上下に動いて……っ、あ、んン……っ」 「ねえ、ぬるぬる? それともまだそこまでじゃない?」 「はっ……す、すごい……滑り気だ……っ、ぅぅ……アッ……そ、そんな所まで……!」 「そんな所って、どこやられたの? もう入っちゃった?」 「ち、ちが……っ、その、扱かれている、その下の――」 「ああ、敏感で大切な袋かあ。そこ優しく触られながら扱かれると、たまらないでしょ? このスライム、よく分かってる子だね。良いでしょ? 優しく可愛がってくれてるみたいだね。グリオス、良い顔してるもの」  必死に自分の状況を伝えるグリオスを、エルジュは羞恥を煽るような言葉を重ねて追い詰めていく。  もう達したい衝動を抑えきれなくなったグリオスへ、エルジュが顔を寄せる。

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