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第3話 俺で遊ぶな!!
次の日________
「んん…蒼太…?」
起きるともうすでに隣に寝ていた蒼太はいなくなっていた
「年下に先越されたか、俺も起きなきゃ…今何時だ?」
時計を見ると『6/15(土) 10:24』と書いてある。
「じゅ、10時半!?」
俺は朝には強く、いつも630前後には勝手に目が覚めるくらいだった
そんな俺が10時半まで寝ているとは………
「と、とりあえず、起きなきゃ……っ?」
腰に鋭い痛みが走る
「いったぁ………」
そのままベットに体を預ける
「はぁ……なんでだろう…?」
「おっ!隼人くん起きた!腰痛いよね?大丈夫かな…あっ!朝ごはん作っといたから!持ってくるね!」
「ちょっ!ちょっと待てよ、」
「ん?どうしたの?」
「俺、今なにもいってないのになんで腰が痛いってわかるんだよ。」
「昨日のこと、覚えてないの?」
「昨日…?」
たしか、空港から蒼太の家来て………///!?
「思い出した?wあの時の隼人くん、すっごい可愛かったよー!」
「う、うるせぇっ!かわいい部類に入るのはどちらかといえばお前なんだからな!?」
「いやいやぁ〜じゃあ、『そうたぁ…ゾワゾワするぅ…ねぇ…しゅりしゅりして?』っていったのだれ?」
こ、こいつ…………
「あああああ!!!!!もういい!寝る!」
「ええ!?朝ごはんは〜??」
グゥゥゥゥ…
「お腹空いてるんじゃん、ほら助けるからこっち来て!」
俺が不貞寝しようとすると手を引っ張られて無理やりリビングに連れてかれた
______________朝食後________
「どう?美味しかった…?」
「うん、美味かったよ。」
「ねぇ…そろそろ機嫌なおしてよ……」
「そう簡単になおるか!」
「ん〜…じゃあ!ゲームしよ!ほら最近発売された新作のゲームあるから!」
し、新作のゲームもうあるのか!?
「マジで!?なんのやつ??」
「あれだよ。クレヨンし◯ちゃんの夏休みの冒険!みたいなやつ!」
マジか!俺まだ持ってなくて欲しかったんだよな…
「僕もまだ居残り勉強とかで、できてないから一緒にやろ?」
「ん?居残り勉強??」
「うん。強制補習」
「ちょっと待て?まだ中間何点だったんだ?」
たしか補習は…30点以下じゃなきゃ強制にはならない…
「えっとね、一番良かったのが理科で28点!で…一番悪かったのが数学で…9点だったぁ…へへっw」
…!?
お、まえ……
「へへっじゃねぇよ!!げ、ゲームは今はなし!!とりあえず…5教科の復習するぞ!!」
「えぇ?」
「えぇ?じゃない!!お前な、期末で全教科60点以上取らなかったら…学生の間は2度ゲームすんな!」
「そ、そんなぁ!?じ、じゃあ、そういう隼人くんは何点だったのさ!」
「あぁ…どの教科がいい?」
「えぇ…じゃあ数学と5教科の合計と平均点!」
「数学は97点。合計は482点。平均は大体…96点くらい?」
「……!?そんなに頭よかったの!?」
「ま、まぁ?」
「教えてください…隼人先生……」
「よかろう。全教科教えてあげるよ。」
「ほ、ほんと…?」
「おう!頑張ったらご褒美に1時間だけゲームしていいからな。」
「え!?1時間だけ!?少なっ!」
「お前、浪人してもいいんだな?」
「い、いやですっ!」
「じゃあ1時間な。」
「は、はい。」
ゲームをするはずが…………
何故か勉強会になってました…()
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