5 / 6

第5話

(鉄清は大丈夫だろうか) 明陽は、部屋にいる間 ずっと弟の事を考えていた。 すると、ドアを叩く音がした。 『どうそ』 部屋に入って来たのは帝 だった。 『龍強様、んん』 帝はいきなり口づけを してきた。 『龍強様、お話がんん』 『話?何だ』 口づけをした後、問われた。 『我が儘(わがまま)だと  存じ上げますが  弟に少しでもいいので  会わせてくれませんか』 『反逆者に会わせろだと。  私以外の男の事を考えて  いたのか!!  赦さぬ』 帝は激しく唇を貪った。 『あっ、ダメです。  龍強さまぁぁぁぁ』 乳首を愛撫されて 気持ちよくなっていた。 『お前は快楽に弱い。  ここを触ったら  どうなるかな?』 帝は、明陽の秘部を 上下に揺さぶった。 『あっ、らめぇぇぇ  そこ触らないでぇぇぇぇ』 明陽はあられもない声を 出していた。 『お前の声はどの楽器  よりも美しい音色を  出す。もっと、聞かせろ』 帝は手の動きを速くした。 『あっ、もうイクぅぅぅ』 明陽は勢いよく精を散らした。

ともだちにシェアしよう!