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第13話 薬ですか?

2ー2 薬ですか? そんなこともあってか、俺は、神子に乳をやりながら、気をやることも多くなっていた。 胸を吸われるだけでいっちまうなんて、ほんとに誰にも知られたくねぇし! 今のところ、たぶん、イーサンにしか知られてないとは思うんだが。 イーサンに確認したことないから、わかんねぇけどな。 「どうされました?レン様」 「はひっ!」 突然、声をかけられて、俺は、飛び上がりそうになった。 後ろを振り向くとイーサンが夜着を持って俺を見つめていた。 まさか、乳首を見てたとか言えねぇし。 俺は、慌ててごまかそうとした。 「なんでもねぇよ!」 「もしかして、乳首のことですか?」 はい? 俺は、口許がひきつるのを感じていた。 「確かに最近、毎日神子様に吸われているせいか、赤く腫れて、ぷっくりとしてきましたよね」 「や、やっぱ、イーサンもそう思うか?」 俺は、おどおどとイーサンに訊ねた。 イーサンは、俺の胸の頂をまじまじと見つめていたが、やがて、口を開いた。 「もう、ピンと立ってるし。風呂で自分で弄ってたんじゃないんですか?レン様」 「ち、ちげぇし!」 俺は、内心焦っていた。 こいつ、時々、妙に鋭いんだよ! イーサンは、俺に小さな小瓶を見せた。 「どうも最近、あなたがそのことを気にしているようだったので薬師からいい薬を手にいれておきました」 イーサンは、少しどや顔で俺の様子を窺っていたが、俺が特に反応を見せなかったので付け加えた。 「そこを小さくする薬ですよ、レン様」 「マジでか?」 俺は、じっとイーサンを見つめた。 イーサンは、俺に向かって微笑みを浮かべて見せた。 「さあ、私が塗ってさしあげますよ、レン様」 ええっ? イーサンの言葉に、俺は、思わず両手で胸を隠した。 「いいから!俺が自分で塗るから!」 「いえ、確認のためにも私がお塗りしますから。さあ、乳首を見せてください」 俺が両手で胸を隠していると、イーサンは、俺の手を掴んで胸を暴いた。 こいつ、なんで、こんなに力が強いんだ? 俺は、抵抗も虚しく、イーサンに片手で両腕をまとめて頭上に持ち上げられた。 イーサンは、俺のそこに軟膏を塗り込めていった。 「あっ!だめっ!」 「じっとしててください、レン様」 「んぅっ・・」 イーサンの冷たい指先が触れる度に、俺の体は、びくん、と跳ねた。

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