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第95話 裸エプロンは鉄板です!
9ー4 裸エプロンは鉄板です!
アメリは、俺を抱きあげるとベッドへと歩き出した。
「でも、そのレースのエプロンは、いいかも」
はい?
俺は、恥ずかしくって股間を両手で隠した。
「乳首とか、透けて見えてて、すごくエロい」
アメリが俺をベッドに下ろすと、押し倒して囁いた。
「ほんとに襲いたくなっちゃうよ」
「あの・・」
俺は、小声で呟いた。
「襲いたかったら、襲ってもいいんだぞ?」
アメリが驚いた様な表情を浮かべて俺を見下ろしている。
「えっ?いつも、嫌がるのに?なんで?」
「なんでって・・」
俺は、頬を熱く火照らせてアメリから視線をそらした。
「アメリは、俺の、夫、だし・・」
「嘘だよね?」
アメリが俺の首もとにキスを降らせながらきいた。
「なんか、グーリスのじいさんに言われたの?」
うっ!
俺は、言葉が詰まるのを感じた。
アメリ、鋭いな!
さすが、神子?
俺が何か答える前に、アメリが言った。
「グーリスのじいさんに何か言われても気にしなくていいからね、レン」
「そんなんじゃ、ない」
俺は、アメリに思いきってそれを伝えた。
「俺は、アメリのことが、好き、だから」
アメリが俺を真摯に燃える赤い瞳で見つめている。
俺は、告白した。
「アメリに、だ、かれたくって・・」
「マジで?」
アメリが驚きと喜びの入り交じったような顔をして俺を見下ろしている。
「そんなこと言われたら、俺、ほんとに止められなくなっちゃうよ?レン」
「いい、から」
俺は、アメリの首もとへと両手を回してアメリを抱き寄せた。
「抱いて・・アメリ。俺が嫌がっても止めないで。最後まで、して」
「レン?」
アメリが俺の耳元に口づけした。
くすぐったくって、俺は、身をくねらせる。
「本気にするよ?」
「ああ」
俺は、頷いた。
「して、アメリ」
アメリは、俺の上に覆い被さりキスしてきた。
「ふっ・・んぅっ・・」
アメリが舌で俺の唇を割って中へと入ってきたのを、俺は、思わずちゅっと吸ってしまった。
「んっ・・」
アメリは俺を貪るように口づけを深めていく。
俺も、それに懸命に答えた。
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