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第114話 蕩ける
10ー10 蕩ける
「レンタロウ」
「動かないで、ルイス」
俺は、ルイスのシャツのボタンを外すとズボンの前をくつろげた。
ルイスの胸の頂きは、俺とは違って、薄いピンクの普通の男のものだった。
俺は、ルイスの胸元に口づけしその頂きへと舌を這わせた。
ルイスが微かに身じろぎして声を漏らす。
「んぅっ・・」
うん。
ルイス、感じてくれてる?
俺は、ルイスの小さなかわいい乳首に吸い付き、その先端をチロチロと舐めた。
「ふっ・・」
ルイスが俺の頭を押さえ込んだ。
「そこをいくら舐めても、俺は、乳なんてでないぞ、レンタロウ」
俺は、それでもピチャピチャと音をたててそこを舐め、吸い続けた。
かりっと甘噛したらルイスがびくん、と体をそらした。
「はっ・・」
俺は、ルイスの前が固くなってくるのを見て満足するとルイスの胸から離れて、今度は、彼の両足を開かせると下半身へと顔を埋めた。
もう、下着の押し上げられている部分は、じんわりと湿っていて薄くシミを作っていた。
俺は、ルイスの雄の匂いに思わずうっとりと目を細めていた。
俺は、もう、男同士とかそんなことはどうでもよくなっていた。
体の奥が疼いてしょうがなかった。
ルイスが欲しい。
俺は、蕩けかかった頭で考えていた。
ルイスに、はやく奥まで突いて欲しい。
俺は、四つん這いになってルイスの下着の上からそこを咥えて吸った。
鼻孔に拡がる雄の匂いに意識が遠くなっていく。
俺は、夢中でルイスの股間を舐め続けた。
「んぅっ・・も、いい、レンタロウ」
ルイスが言って俺を押しやろうとしたけど、俺は、離れなかった。
「レンタロウ、もう、わかったから。お前が、そんなことする必要はない」
ルイスは、俺を無理矢理押し離すと、俺の唇にキスしてきた。
「ん、はふっ・・」
俺は、ルイスに激しく貪られて、息もできないほど求められた。
胸が。
胸の先端が痛いぐらい固くなって、乳が俺の来ている青い異国の夜着の胸の部分を濡らしていた。
「ここ・・濡れてるぞ、レンタロウ」
「あ、んっ・・」
俺が抗う間もなくルイスは、俺の来ていた夜着をまくりあげて俺の胸まで暴いた。
わっ!
俺は、焦っていた。
俺は、夜着の下は裸で、しかも、すでに俺のものは立ち上がっていてじっとりと濡れていた。
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