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22.声は出さなきゃだめみたい
お昼ご飯をいただいた後も食休みはとってもらえる。長の膝の上でまったりするのがなんだか嬉しかった。
「天使さまのかわいいおまんこでいっぱい精液を搾り取ってくださいね。そして私めに愛液をたっぷり飲ませてください」
カヤテに言われて顔が熱くなった。
「うるせえんだよ」
長はしっしっとカヤテを追い払い、僕を布団に押し倒して尻穴にずぶずぶとイチモツを突き入れた。
「あっ、あっ、ああっ、あっ……!」
午前中に四本も鬼のイチモツを受け入れたせいか、長のイチモツを受け入れるのは比較的楽だった。こんなにイチモツを受け入れてしまうと、イチモツの特徴までわかるようで僕は全身が熱くなるのを感じた。
「気持ちいいのか? ん?」
奥の窄まりまで一気に貫かれて、ぬっくんぬっくんと腰を動かされるのがたまらない。触れられているところが全部甘くて、僕はコクコクと何度も頷いた。
「あっ、あぁんっ、あまぁっ、あまい、よぉおっ……!」
「もっと甘くしてやるよっ!」
長のイチモツはきっと誰よりもおっきくて長いのだと思う。そんなすごいので中を満たされたら締まらなくなっちゃうんじゃないかなと思ったけど、そんなことは今のところ全然ない。天使の尻穴は時間をおくと元に戻るのだそうだ。ホント、いったいなんなんだろうって思う。
「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ……!」
涙と涎をこぼしながら、きつく抱きしめられて中を満たす甘さに身もだえる。本当にありえないほど奥までイチモツが入っているから、抱きしめられていると長の腹にもおなかをさすられてとんでもない。長のイチモツの形が出てしまっているからなおさらで、中と外から中の壁を擦られるなんて甘くて甘くておかしくなってしまいそうだった。
「ああっ、イッちゃ……イッちゃううっ……!」
「ああイケッ! 俺のでないと嫌だってぐらい形を覚えさせてやるっ!」
「あぁあああーーーーっっ!?」
長がイクまでに二回イカされて、長が精を放ったことでまた気をやってしまった。長の精液は危険だと思う。
「こんなに感じさせちゃだめでしょう」
「貴様に言われたくないぞ」
意識を取り戻してからも長の精液でびくびく震える。かき出してはもらえないようだった。その身体をカヤテに拭かれ、リンドルに洗浄魔法をかけられた。
「んっ、んっ……!」
感じてる声を漏らしたくなくて震えながら声を殺そうとするけど、口元に当てた手を長に奪われてしまった。
「声を殺すなっつっただろ?」
「やっ……あぁあっ……!」
長の手が僕自身をくにくにと揉む。そこは急所だからいじっちゃだめだと思う。
「悪い手は縛ってしまうか?」
「あっ、ご、ごめんなさいっ……ぁあんっ……!」
座った長の上に向かい合わせに座らせられて、長のイチモツと一緒に僕自身をしごかれた。
「あぁんっ、旦那、さまぁっ……!」
「チッ、なんだこのかわいさはっ……!」
「天使さまにかかっては長も形無しですね~」
「うるせえええ!」
「あぁんんっ……!」
カヤテは長を煽るのをやめてほしい。リンドルはにこにこしている。そして僕は長のイチモツと一緒に僕自身をしごかれてまたイカされてしまった。ぐんにゃりと快感の余韻で長にもたれかかっていたら襖の向こうから声がかかった。
午後も僕の尻穴を使う鬼が来たようだった。
長に抱きしめられているから大丈夫。長に抱かれているつもりで僕はただの穴になる。
「失礼します。長様、本当に犯していいので?」
「一度限りだ」
「それじゃあっちの穴と大して変わんないじゃないですか。ま、いいですけど」
そんなことを言いながら鬼たちは僕の穴を使った。
今日最後にやってきた鬼は、
「終ったら愛液飲ませてくださいよ」
と言った。長が首を巡らせる。
「だめです。愛液は私が飲むんです!」
カヤテが主張していて恥ずかしくなった。
「一度限りなんでしょ? 愛液飲ませてもらってもいいじゃないですか」
「私のです」
お互い譲らないようだ。それより僕はいつまでお尻をむき出しにしていなければいけないんだろうか。少し困ってしまった。
どうにかしてほしくて長を窺うと、尻穴を撫でられた。
「あっ……!」
くにくにと尻穴を揉まれたらそれまで注がれた精液が漏れてしまいそうだ。
「あっ、あっ……!」
「あーっ、長っ! 愛液漏れちゃうじゃないですかっ!?」
「早くしろ。カヤテ、いいかげんにしねえと抱かせねえからな」
「横暴ですー!」
それでやっとどうにか本日最後の鬼のイチモツを受け入れたのだった。
「はー……このとろ穴たまんねー! ずっとヤりまくりてーっ!」
鬼は上機嫌で腰を振り、どくどくと中に精を放った。
それで終わるわけもなく、その後カヤテに愛液をじゅるじゅると飲まれ、更に抱かれた。カヤテもとろ穴を更にぐちょぐちょにするのが好きだとは言っていたけど、どうせ感じさせるなら自分のイチモツだけでとかわけのわからないことを言っていた。
夕食の後は延々長に抱かれ続けた。もう甘すぎてだめになっちゃうと思った。
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