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46.想いが溢れてたいへん
「あっ、あっ、あっ……!」
僕の尻穴に長が顔を埋めている。長は僕の尻穴を舐めるのも好きだと公言していて、愛液をじゅるじゅると飲んだ。
気をやって、意識が戻る前にこんなことをされてしまい、尻穴を舐めしゃぶる甘さで意識を取り戻した。甘くて甘くて感じちゃう感じちゃう。
「旦那、さまぁ……旦那さま……」
身体がぐずぐずに溶けてしまいそうで、僕は長の髪を掴んだ。長はそんなこと全然かまわずに、中をたっぷりと舐め回した。そして舌なめずりをすると、僕を優しく抱きしめてくれた。
胸がきゅんと甘くなる。僕は胸を喘がせた。
「……あー、だめだ。ヤり続けてえ……」
僕を抱いたばかりなのに、密着した長のイチモツはすでに固くなりつつあった。
「その前に昼食を」
リンドルに言われ、長は「チッ!」と舌打ちすると僕から身体を離した。ぬくもりがなくなってしまって寂しくなってしまったけど、それを言ったら困らせてしまうと思ったから我慢した。
「昼飯食ったらヤるぞ」
「食休みさせてからですよ~。長のはでかいんですから。吐いちゃいますよ」
「それはまずいな」
カヤテに窘められて長は頭を掻いた。その間にリンドルに洗浄魔法をかけられ、全身状態を確認された。
「怪我などはしていませんね。よかったです。念の為中に治癒魔法をかけますね」
リンドルはそう言って僕の尻穴をぺろぺろと舐めた。
「ああっ……!」
「あー、抜け駆けですよそれ」
「傷ついてないか確認しているのですよ」
「天使さま、私にも後でおまんこ舐めさせてくださいね」
「あっ、あっ、あっ……」
リンドルとカヤテが何か言っているけど、会話の合間に中にぐにぐにと舌を入れられてべろべろ舐められたらまともに返事なんかできない。
「天使さまの精液、飲みたいです」
カヤテが不貞腐れたように言って、僕自身に顔を落とした。
「あぁあんっ……!」
リンドルに尻穴をぐちゅぐちゅ舐められて、カヤテに僕自身をちゅうちゅう吸われ、僕はほどなくしてイッてしまった。
「あっ、あっ、あーーーっ……!」
「……てめえら、嫁に勝手に触ってんじゃねーよ」
長が悪態をつく。二人は全然聞いてないようで、全然離れる気配もなかった。
「やぁっ、あぁんっ、イッた、のにぃっ……!」
カヤテはイッて萎えた僕自身を名残惜しそうにくちゅくちゅとしゃぶるし、傷があるかどうかなんてもう確認を終えているはずなのにリンドルは尻穴の中を舐めるのをやめてくれない。甘くて溶けちゃいそうになるからやめてほしいけど、押しのけようにも力が入らなくて喘ぐことしかできない。
「いいかげんにしろ!」
長が一喝してようやく二人は放してくれた。でもまた中途半端に感じさせられてしまったせいか中が疼いてしまって困ってしまった。
「なんだ? また抱いてほしいのか? ん?」
仰向けのまま胸を喘がせている僕を長が抱き上げてくれた。あんまり嬉しくてぎゅうぎゅう抱きついた。
長が嘆息した。
「こら……またヤりたくなっちまうだろ?」
「あ……ごめんなさ……んんっ……!」
唇を塞がれて、陶然としてしまう。口腔内も舌も舐められて、びくびく震えてしまった。
「んっ、んっ……!」
好きっ、大好きっ。想いを込めて口づけを受けた。
「昼食の準備が整いました」
リンドルの声にはっとした。優しく口づけを解かれて、長の首に顔を埋めた。なんだかとても恥ずかしかった。
「……おい、このとんでもなくかわいいのはどうしたらいいんだ」
「シーツでもなんでもいいですから被せて差し上げてください。裸のまま食事をさせたら風邪を引かせてしまいますよ」
「よこせ」
「どうぞ」
長はリンドルからシーツを片手で受け取って僕を包んでくれた。そうしてやっと昼ごはんを食べることができた。
僕用に用意された野菜のサラダを口にしてから、やっとおなかがすいていたことに気づいた。身体に触れられたり、抱かれたりしていておなかの方に意識がいってなかったみたいだ。
「どうした?」
長のあぐらの上に座って食べているから手が止まったのがわかったようで、声をかけられてしまった。
「あの、おなか、すいてたみたいで……」
「そうか。ならいっぱい食べるといい」
「はい」
とても優しくて、甘くて、大好き。
長の言葉で胸がいっぱいになってしまって、あんまり食べられなかった。それで長に心配をかけてしまったのはよくなかったと思う。
でも、食休みの後は……また長の腕の中に囚われて甘く啼かされた。
「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」
涙がぼろぼろこぼれる。
好きで好きでもうどうしたらいいのかわからなかった。
世話係たちの会話風景(リンドル、カヤテ、その他の鬼)
「長殿は今ウイ様に夢中ですから抱ける保証はないですが」リンドル
「そうなんですよね~。思ったよりのめりこんでますね。天使さまの精液も愛液もおいしいんですけど……」カヤテ
「小屋の天使はただ後ろ向いて「犯せ」って言うだけなので」
「舐めると嫌がられるんですよね」
「おまんこ舐めたい。ちんちんも舐めたい。おっぱいも飲みたい」
「おっぱいが出る天使がいると聞きましたが?」リンドル
「搾乳用の魔物をつけてるので俺らは触っちゃいけないんだ」
「そうなんですよね~。おまんこ舐めると怒られるんですよね。舐めますけど」カヤテ
「カヤテがそうやって天使を啼かせまくるから禁止されたんだよ」
「いえ? ずっと前から禁止でしたよ?」カヤテ
「そこは守ってくださいよ!」
「愛液飲みたいじゃないですか。私以外にも舐めまくってるのいるでしょ」カヤテ
「いいです……長のお嫁さん舐めさせてもらいますから!」
「ちんちんも舐めさせてもらいますから!」
世話係は暴走気味のようです。
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