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84.愛されてるって思ったら

「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」 「ウイ、いいか……?」  長に聞かれて、僕はコクコクと頷いた。すると長のイチモツは更にでっかくなって、奥の窄まりを貫通している部分も大きくなって……。 「ひぃいいいんっ、あぁあああっ……!」  圧迫感が広がったことで僕はまたイッてしまった。だって、奥の奥でイチモツの亀頭の形が変わってごりごりされちゃうんだもん。すんごく甘くて気持ちよくて、僕は涙と涎をこぼしながら長に縋りついた。 「またイッたのか? ん?」 「あぁあんっ、あんっ、あんっ、ゆっく、りっ、あぁああっ……!」  イッたばかりで腰が砕けちゃいそうだから少し止めてほしかったけど、そんなこと長が聞いてくれるはずもない。動きは激しくないけど下からごちゅっごちゅっとかき回されて、中が蕩けてたいへんなことになってる。 「ったく、天使のおまんこってのはとんでもねーな!」  長も気持ちよくなってくれてるといいな。僕は長に抱きつきながらその凶悪なイチモツに翻弄された。 「あっ、んっ、だんな、さまぁっ……好きっ、好きぃっ……!」 「煽んなっつってんだろっ!」  だって長のがもっとおっきくなるのって、僕のことを……。  ごちゅごちゅごちゅごちゅっ! と勢いよくめちゃくちゃに突かれて僕はまたイカされた。ぴゅっぴゅーっと精を何度も漏らしている気がする。それだけじゃなくてなんか胸の奥も……。 「あーっ、あーっ、あーっ……!」 「……ん?」  僕を抱きしめている長が少し僕の身体を離した。 「やぁっ……」 「確認させろ」 「え? な、に……」  なんだろう。長が僕の胸の辺りを凝視して……。  そっと片手を前に回し、僕の乳首を摘まんだ。 「あぁあんっ……!?」  そのままぐにぐにと潰すように揉まれる。身体がびくびく震えた。 「あっ、あっ、んっ……だんな、さまぁ……」  どうしたんだろう。長は僕の乳首を何度も潰すように揉むと、指を口に持っていった。 「?」 「……甘え……出始めたぞ……」 「あぁああんっ……!?」  どくん、と音がしたみたいに、また長のが中ででっかくなったみたいだった。ずんっ! と勢いよく中を突かれてがくがくと身体が震える。 「あぁあああーーっ……!」 「くっそ……ヤッてると飲めねえっ! どうすりゃいいんだっ!」  ずんっずんっと奥を抉るように突き上げられて快感がすごい。僕はもうイキッぱなしだった。 「ひぃいいいんっ、あぁっ、あぁあんっ……!」 「おっぱいが出始めたのですかっ!? では長殿はできるだけ早くイッてください。精液の快感でしばらくおっぱいは出続けるはずですからっ!」 「そうかっ!」 「ひぃいいいっ、あひっ、あひぃっ、あぁああああんっっ……!!」  珍しくリンドルが興奮しているような声を出した。長は再び僕をきつく抱きしめると、先ほどよりも容赦なく奥を抉り始めた。 「ウイッ、もっとだっ、もっと感じろっ!」 「やぁあああーっ、あーっ、あーっ、あーっ……!」  死んじゃう死んじゃう。そんなにでっかいので中めちゃくちゃに突きまくられたら破れちゃう。 「らめっ、らめぇええええーーーーーっっ……!」 「イクぞっ……!」 「~~~~~~ッッ!?」  ずっがんずっがんと中を掘削するような勢いで貫かれ、精液を奥の奥で出されたことで僕はまた意識を失った。  でも、すぐに意識は浮上させられて更に感じさせられることになってしまった。 「ぁああっ、あっ、あんっ、あんっ……!」  気が付いたら布団に横たえられていて、僕の胸に長が吸い付いていた。もう片方の乳首は指で揉まれ、白い液体が出ていた。 「長様~、天使さまのおっぱい、もったいないから飲ませてくださいよ……」 「だめだ。これは俺のだっ!」 「あぁあんっ、あんっ、あんっ……!」  胸の奥からどんどん何かが出て行くような感覚に僕は身もだえた。長は片方の乳首をちゅうちゅうと吸っている。なんか、違うような気がして長に触れた。 「……なんだ?」 「だんな、さま……ここ……口で押して……」  実はおっぱいが出るようになった場合の吸わせ方も村で教えてもらっていたのだ。まさか自分の胸から出るなんて思ってなかったから聞き逃していたのだけど、それをふと思い出した。 「ここを、押すのか?」 「ちくび、の周りを押すといっぱい出るって……」 「ああ」  長は僕を見ながら僕の言った通りにした。 「あぁあっ……!」  勢いよく出た気がする。長は僕を抱きしめながら、おっぱいが出なくなるまでずっと飲み続けた。おっぱいが出てよかったと思ったけど、その後がたいへんだった。  長の精液を受けたことで僕はまたおもらししてしまったらしくて、それを長に舐め取られてしまい、いたたまれなかった。 「ウイの体液は全部うめえ」 「やっ、そんなのっ……」  すごく恥ずかしかったけど、鬼に愛されるということはそういうことなのだとリンドルに言われて諦めるしかなかった。  全身を舐めて、体液を味わって、四六時中犯し続けるのが鬼の愛情なのだと言われたら逆らえない。でも愛している者が他の者に犯されてもそれほど気にはならないようだ。他の者にも求められるぐらい魅力的という証拠らしい。  その中でも長は独占欲が強いみたいだけど、自分が僕の側にいられない時は他の者が僕を抱いていてもかまわないみたいだからそういうことなのだろう。  習慣とかも全然違うから戸惑ってしまうけど、長のことがやっぱり好きって思った。

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