110 / 117
第110話
と言う当主に俺は、
「……そうですね、もう飛行機もありませんし、お言葉に甘えさせていただきます。よろしくお願いいたします」
と言った。流石に疲れたのも大いにある。せっかくだし泊まらせてもらおう。横にいる九条をみると、
「お世話んなりまーす」
と言っていて、こいつは最初から泊まる気だったな……と思った。
レンタカーの返却を済ませ、戻ってきた妻の手料理を恐縮しながらいただき、風呂に入った後は泥のように眠った。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
110 / 117
ともだちにシェアしよう!