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第42話
すると、口付けを続けながらルイが兆し始めたアンドレイを撫でた。
「おや、もう勃ち始めたのですか?王子様も興奮してらっしゃるのですね」
「と、当然だ」
「……否定なさると思いましたが?今日は素直で、嬉しいです。私も、早く王子様が欲しくてたまらない」
ルイは身体を移動させ、アンドレイの手を取って自分の中心に触れさせた。
「ほら、こんなに」
ルイのそこは、既に膨れ上がっていて今にも外に出たそうにしていた。
「ルイ……」
「ね?こんなにも、私はあなたを求めているのですよ。心身共に……」
「なら、早くこい。そなたが待ち切れない」
「それは私も同様ですが、焦らないでください」
ルイが服を脱がせてきて、熱く猛ったものが空気に晒される。
「おやおや。こんなにしてしまって。それほどまでに私を欲しがってくれているのですね。嬉しいですよ、王子様」
そう言いながら、ルイはアンドレイのものに触れた。
「あっ……」
思わずアンドレイが反応すると、今度は先端を一舐めされゾクリとする快感が身体中を駆け巡る。
「ひゃっ」
「ふふ。可愛い反応ですね。美味しいですよ、とても」
上目遣いに舌舐めずりをされ、アンドレイの羞恥心を煽った。
ルイはアンドレイ自身を頬張り、美味しそうに慾る。
巧みな口淫に、何も考えられなくなりそうだ。
段々とはち切れんばかりにアンドレイは膨張し熱を孕んできた。
「熱いですね、王子様。そんなに私で感じてくれているんですか?」
嬉しそうにルイが言う。
「もうダメだ……ルイ……出るぞ」
アンドレイが訴えると、ルイは「いいですよ」と目で言ってきた。
それを合図に、アンドレイはルイに向けて全てを放った。
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