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第六章・7
「きれいだね、実由のお尻」
「はぁ、はぁ、あ、あ……」
白い双丘をじっくり撫でられ、実由は体が痺れてきた。
(だ、ダメ。僕、何やってるんだろ)
それでも、気持ちがいいのだ。
心が、秀孝にすっかり奪われているのだ。
「挿れるよ」
硬いものが、後ろから押し入ってきた。
「ん! あぁ、う! ふぅ、はぁ、あぁ!」
(やだ。おっきい……)
秀孝のそれは、司レベルの質量だ。
「動くから。苦しかったら、言ってね」
彼の言葉に、実由の心に甘いしずくが落ちた。
(あ、優しい)
健斗では、まず聞けないセリフだ。
健斗のことが頭をよぎり正気を取り戻しかけた実由だったが、動き始めた秀孝にすぐ意識を乱された。
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