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第2話

愛でて、って言うのは、俺が言っても許されるのかな。また、鎖付けて、愛でて、って。…いや、ちがう、か。 フィアも、欲求不満、だったり、しないのかなぁ……? 虚しさには、蓋をする。だって、構ってほしい。実家ではいらない子だった俺は、この侯爵家で、あなたを求めてる。 フィアの胸板に頬を擦り付ける。寝てるから、大丈夫。…俺も、この肌に跡をつけられたらどんなにいいか。 昨日は、俺の跡、全部フィアが上書きしてくれた。外が暗くなって、不安になってめちゃくちゃに病んだから、フィアに縋り付いて。安心できる場所がそこにしかなかったから、本能のまま。 それで、いつのまにか、フィアが俺の肌の跡に丁寧にキスマークをつけていってた。全部上書きしてくれた。その時間は幸せで、満たされて。死にたくなるくらい幸せだった。

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