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プロローグ
・・誰しも自分が主役になれる時がある
その瞬間、自分以外の全ては脇役で・・
恋に悩んだり
友達に助けられたり
家族の暖かさを感じたりして・・・
全てが自分を中心に回っていく錯覚に陥る
そう・・今までの「僕」は・・・
いつも誰かのわき役だった
友達だったり
相談役だったり
フラれる恋人役だったり
いつも思ってた
「僕」が主役の物語は、いつ始まるのだろうと
流れゆく月日の中で・・
ずっと・・ずっと待っていた
そして
今始まるんだ
――――これは―――――
・・・・僕の物語だ・・・・・・
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