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第45話 みんなで生着替え?
何やかにやと着替え終わった僕たちは、早速お母様の居るサロンへ足を運んだ。
見せ合いっこdeショーやるなら、見せに来てって頼まれてたんだよね。
お母様は僕たちの姿を見ると大絶賛。あは、馬子にも衣装ってことなのかな?
ま、実際学院の制服は明るい紺地に白とシルバーのラインが効いたセーラーっぽい襟で、胸元は赤いベルベットのリボンを蝶結び。
僕この結び方めっちゃ練習したよ~。セブの合格出るまで本当に何度結んだことか…。はぁ。
ちなみに僕たち一年生のリボンは赤で、二年生は緑、三年生は黄色なんだ。凄くわかりやすいよね。
僕たちは膝までの半ズボン。女の子達はえーっと膝下のフワッとしたスカートだったかな?
誰が着てもそれなりにマッチするから、優れものの制服だと思うよ。
僕が着たら、まぁ可愛いって言われちゃうよね。ああ、甘い外見が恨めしい…。
目指すのはマッチョカッコいいなのにぃ。
僕たちが制服でわちゃわちゃしていると、もう一度練習で脱いで着替えてきなさいって言うからまた部屋に戻ってきた。
着るより脱ぐ方が簡単じゃない?
やっぱり僕はサクサク脱いでボンクス一枚になったんだけど、ふとあるモノを見てしまった!
ユア様のソレが大きくなってる!
ユア様は年はひとつ下だけど、まぁ実際は半年ぐらいの差なんだ。
とにかく僕たちの中でも身体がかなり大きい方だ。タテも横もね。
ユア様のお父様、タクシーム侯爵が190cmを超える美丈夫だって聞いたから、きっとユア様もこのまま大きくなるんだろうなぁと思ってたとも、僕だって。
だからと言って、お股まで大きいなんて!
僕はレッスン時にお兄様にがちくびを咥えたり、可愛がられた時にちょっぴりは大きくなる気がする。
でもだよ?そもそものサイズが小さいよ!身体にあってると言えばそうなんだろうけど…。
ユア様のソレは明らかにサイズ感も違うし、つっぱり具合もかつて見たお兄様の昂りの感じに似てる…。
僕は思わず聞いちゃったんだ。
「ねぇ、ユア様って夢精きたの?」
その瞬間全ての音が無くなったのはわかった。
ソファの近くで着替えてた、アーサーとキースもギクリとお人形みたいになってるし。赤い顔はこっち向いてるけど。
ユア様なんて、多分意識どこかに飛んでるんじゃないかな?
僕は何だかいけない事を聞いてしまったのかと、何とかフォローしようと頑張った!
「だってほら、ユア様のおちんちん大きくなってるから。もう精子出す練習してるのかと思って。」
途端に顔を赤らめた眼鏡っ子キースが飛んできて、僕の着る服を掴むと手をグイグイ引いて僕をバスルームに放り込んだ。
「リオン様は黙ってここで着替えて下さい!着替え終わるまで出てきちゃダメですよ。
ほんと見かけは天使なのに、中身は悪魔なんだからっ!」
何だかとっても失礼な事言われた気がするけど、やっぱりいけない事聞いちゃったみたいだなぁ。
だったら今度は二人きりの時に聞いてみようっと。
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