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第24話不滅の愛 ✳︎R18
『今夜抱くから』そう言われてからフェアンの指先とか唇見るだけで変に意識してしまった。じっと見つめていたのがバレて「そんなに見つめられるとキスしちゃうよ?」って言われた時は心底焦った。
食事の後、「今すぐ抱きたいけど焦ってしたくないから、ゆっくりお風呂に入っておいで」と言われてお言葉に甘えて先にお風呂に入らせてもらったんだ。湯船に浸かりながら、あの恥ずかしいけど気持ちいいこと、またするんだ…って考えてたら自分の中心がちょっと立っててムズムズした。
ーー僕、昨日から変だ…フェアンの事考えると…
それ以上考えるとのぼせちゃいそうで勢いよくお風呂をでた。
ーーー
パジャマに着替えてリビングに戻るとフェアンが椅子に座って待っててくれた。
「次、お風呂入ってくるから。」
「っ!うん……」
「先にベッドで待ってて?…あっ寝ちゃダメだよ」
そう言うとフッと笑い僕の額にチュッとキスをしてお風呂に行ってしまった。
ーーキスされたとこ…熱いよ。
額を手で抑えながら緊張する体をなんとか奮えたたせ寝室へ向かった。
ーーー
コンコン ガチャっ
ベッドに腰掛けドキドキ待っていると、寝室の扉が開いた。
「お待たせ、アリン」
「あっ!うん…大丈夫…です…」
「……緊張してるね。大丈夫、ゆっくりしよう。嫌なら最後までしなくてもいいから。」
緊張していたけどフェアンのその言葉でやっと顔を合わせることができた。やっとこっち見てくれた、と笑うフェアンと視線が交わる。
「フェアン…」
「アリン、話をしよう。」
そう言ってフェアンは背中から一輪のチューリップを差し出した。
「これって…」
「うん。ちょっとアリンが居ない隙に…ね。」
僕がチューリップ畑のデート中、トイレに行って戻ってきた後フェアンの手に紙袋が握られてるのには気づいてたんだ。でも、その袋どうしたの?って聞いてもなんでもないよって言うから敢えて、それ以上聞けなかったんだ。
「これを君に…。貰ってくれる?」
「わぁ!紫のチューリップ!すごく綺麗…。…でもなんで紫なの?珍しいね?」
「アリンは紫のチューリップの花言葉、知ってる?」
「わ、わかんない…」
「ふふっ…じゃあこれから覚えてて。…紫のチューリップの花言葉はね、 『不滅の愛』 だよ。」
「っ!!!」
「この気持ちは変わらない。愛してるよ、アリン。」
その言葉を言い終えると同時に優しく目尻、鼻先、頬、そして唇に優しいキスが降ってきた。
ーーー
「んっ…あっ…は、ぁん…ま、まって…?」
「痛い……?」
「い、痛くはない、けど…なんかへん…」
四つん這いにしたアリンの背中をチュッチュとキスをしながら蕾の中へ指を入れる。
「大丈夫。気持ちよさだけ感じてて。」
「ぅ〜っ…」
恥ずかしくて枕に顔を埋めるとお尻だけが突き上がった格好になったアリンの前に手を伸ばし優しく扱きながら蕾の中の指をクイっと曲げた。
「ひんっ!!」
「……!ここ気持ちいいんだね?」
「あっ…あっ、ん…はぁ…」
白い肌はピンク色に染まり体に触れるたび甘い声が漏れ黒い猫耳をピクピクと動いた。その快楽に身を委ねる姿にフェアンの方が限界だった。
ーーこのままだと無茶苦茶に抱いてしまいそうだ…。一度落ち着かないと。それなら…
「アリン……一回出しておこうか。」
そう言うとアリンの前に伸ばした手をスピードを上げ、中に入れた指をクイクイッと刺激する。
「やぁっ、あっ、あっ…だ、だめ!」
「ここ、気持ちいい?」
「よすぎ…ちゃう……あっ、もうっ…」
「いいよ、イって?」
「〜っ!あっあっあ、んん〜〜」
ぴゅくぴゅくとフェアンの手に白濁を吐き出すとアリンはそのままベッドに崩れた。
「…はぁー…、はぁー…」
目が虚ろになってるアリンの頬を撫で優しく告げた。
「アリン…悪いんだが本番はこれからだ。」
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