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第25話不滅の愛 後編✳︎R18
「はぁ…アリン、力抜いてて?」
「ん…」
汗ばんだ背中に自分の硬い腹をぴったりとくっつける。
ゆっくりとアリンの中に入っていくと可愛い声が漏れる。
「あっ、あん…ん」
「はぁ…締まるっ…」
四つん這いになったアリンの両手に自分の手を重ねてグッと奥まで入れた。
「やっ…あ、あ…」
そのままガンガン突きたい気持ちをギリギリの理性で抑える。
「アリン、大丈夫…?」
「う、うん…フェアンのおっき……きもちぃ…」
その言葉にまたムクムクと大きくなるのがわかる。
「あっ!な、なんで…まだ大きく…」
「…っ今のはアリンが悪いからなっ!」
そこからは欲望のままアリンを求めた。
パンパンパン
「あっ、あん!っあっ…」
「はぁ…はぁ…」
「フェ、フェアン…」
「はぁ…なに?」
「す、すきっ……あっあっダメっ!イキそ…」
「くそっ…おれも、もう」
「~~!んん、っ…イクッ…」
俺もそのままアリンの中に全てを出して、暫く繋がったまま抱き合った。
昨夜はそのままアリンが気を失ってしまったが今夜は大丈夫だったようで、後処理をしようとタオルを持ってくるとかなりの甘えん坊になっていた。
「ほら、拭いてあげるからこっちおいで?」
「ん、フェアン?…好き…」
長い黒い尻尾を俺の太腿に巻きつけ硬い胸板にスリスリと頬擦りをしている。耳を澄ませるとゴロゴロと喉も鳴らしている。
ーーこれは!!可愛すぎるっ!!!
出したばかりのモノがまた反応しそうなのを何とか押さえ込み、アリンの髪を撫でてパジャマを着せた。
「俺も好きだよ。ほら、もう一緒に寝よう。明日も仕事だろ?」
「……うん。一緒に寝る。…おやすみ…」
だんだん眠たくなってきているのかフワフワした受け答えになるアリンをポンポンと寝かしつけるていると、もう寝落ち寸前の所でアリンが言った。
「明日も……ずっと…いっしょに…寝たいなぁ…」
答えようとアリンの顔を見ると、もう既に夢の世界へ行ったようだった。
ーー次の休みは大きいベッドを買いに行こう。
そう決意したフェアンだった。
ーーー
次の朝、アリンが起きると既にベッドはもぬけの殻で急いでリビングへ行くとフェアンが朝食を準備している所だった。
「うぅ~、2日連続ごめん!」
「大丈夫だよ。ゆっくり眠れたみたいで良かった。」
「明日はちゃんとやるからね!」
「ははっ!期待してるよ。」
その後はフェアンが用意してくれた朝食を食べて、お互い出勤の準備をしていた。
そしてさぁ、今から行こうと言う時だった。
「なぁ、アリン。ちょっといいか?」
「なぁに?」
「俺たちのこと…親しくしている人には話してもいいかな。」
「えっ…」
「実は、俺の気持ちはもうリンダさんやロバートさんにはバレてて告白する事も知ってるんだ。」
「そ、そうなんだ…」
「アリンが嫌なら秘密にしておくが…」
「ううん!嫌じゃない!…そっかー…僕も、レイには…言っとかなきゃ…かな?」
「俺は構わない。何があってもアリンを守るから。」
僕はその言葉が嬉しくて自分からフェアンの頬に軽くキスをした。
…この時はわからなかったんだ。この決断が誰かの気持ちを深く傷つける事になるなんて。
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