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第77話 光生side
「んっ……………んぅっ…!……こうっ…」
さっきから涼は無意識なのか俺の名前を何度も読んでくる。さっきまで恥ずかしがっていたくせに急にそんなにえろい声で名前を呼びながらするなんて涼はどこまでもかわいい。
「……ん。気持ちいいね。」
「うんっ……光生もきもちよくて…よかった…」
へへっと少し笑いながら話す涼は目の前にいないのにこんなにも心が満たされている自分に驚く。
「ねぇ、涼のえろい声もっと聞きたい。」
涼が腰を浮かせて1人で乳首をいじっている姿を想像しながら俺はわざと聞こえるように自分のものを音を立てて擦れば涼の吐息が大きくなる。
「…あっ……光生の…えっちな音…すごいっ…」
「ははっ、興奮した?」
「んぅ……したっ……光生の…聞いてると…乳首もっとしたくなる……」
半分冗談で言ったのに素直に教えてくれる涼は俺の心を簡単に奪ってしまう。
「あっ…!………はぁっ…ちくび…きもちいいっ…!」
最初より強く刺激しているのか涼の声はどんどん大きくなっていく。
「あんっ!……こうっ……もう…でちゃう……」
電話越しによがり声でそんなかわいいことを言わないでほしい。俺の願いは届くわけもなく涼の声は止まらない。
「んぅっ!……もう…だめぇ……ちくびで…イっちゃう……ぁあんっ……イく…イくぅっ…!!」
涼がイっている時の声は最高にえろくて気づけば俺の手は止まっていた。
「……っあ………こう…ごめんっ…先にイっちゃった……」
息を整えながら謝る涼がたまらなく愛おしい。
「んーん、全然。乳首でイく涼の声聞けて嬉しい。」
「………恥ずかしいからやめてよ。」
「あははっ、いつもの涼に戻っちゃった!」
きっと今ごろ怒った顔してるんだろうな。今すぐに見たくなってしまう。
「あっ、疲れちゃったでしょ?明日テストなのにごめんね。もう寝よっか。」
明日がテストだった事をふと思い出しあんなに勉強を頑張っていたのに俺のわがままを聞いて1人でしてもらったことに申し訳なくなる。
「……こ、光生………まって……」
俺が電話を切ろうとすると弱々しく引き止める涼の声が聞こえた。まさか本当に勉強でわからないところがあったのかと少し心配になる。
「ん?どうしたの?」
「……あっ、その……まだ光生の…勃ったままなら…もう1回…このまましたい…….」
ゆっくりと話す涼の言葉は俺が予想もしていなかった返事で突然のことにすぐに声がでなかった。
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