「そんなところだめだって……」 下着を撫でる手を止めてはみるもののうまく力が入らずにその間に簡単に下着を脱がされる。 さっきイったばかりの俺のものは先からタラーっと出したものが垂れていてそれを光生が間近で見ている状況に俺は恥ずかしさでどうにかなりそうだ。 「いっぱいキスしていいって言ったよね？」 光生は勝ち誇ったような顔をして聞いてくる。 「…ぅう…言ったけど……」 「涼がやめてって言っても俺の気が済むまでするって言ったよね？」 「……………言った」 俺がそう答えた瞬間、光生は俺のものにちゅっとキスをしてきて体は勝手にビクッと感じてしまう。 「ぁあんっ！……っ光生！」 そんな急にされると反射的に出てしまう声にびっくりして俺は思わず口を押さえた。 「ふっ、声かわい。」 「……やだ……これ恥ずかしい…」 「恥ずかしいからいいんじゃん。」 なんでそれが良いのか全くわからないがちゅっちゅっと何度も楽しそうにキスをする光生は正直かわいくて言い返せない。 「ふふっ、硬くなってきた！」 「んぅ……そんなに見ないでよ！もうそれ終わり！」 「やだ。まだ始めたばっかじゃん。」 光生は軽くしていたキスから唇で挟むような優しいキスをしてきてそんなことをされるのが初めてな俺は素直に気持ちよくなってしまう。 「ぁあっ！っ……んぅう………はぁっ……」 どんどん声が出てしまう俺を見ていつもみたいにふふっと笑う光生はやっぱり優しい顔をしていてこれ以上は恥ずかしいからやめてほしいのにやめてほしくない。 「……光生っ！」 「ん？どうした？」 いきなり俺が名前を呼ぶから光生は俺が嫌がっているのかと思ったのかキスをやめた。 「……俺…恥ずかしいのに……光生にされるのすごい気持ちよくて………」 「……え？」 光生は目をパチパチさせて驚いた顔で俺の事を見ている。 「……その…初めて…ここにちゅーされたから…気持ちよくて…だから……もっとしてほしい…」 素直に伝えてみると光生は嬉しそうにはにかんでいてその顔を見ると俺の心はどんどん満たされていく。 「ねぇ、俺が涼のにキスしてるところちゃんと見ててよ。」 光生はそう言って床に寝転がっていた俺を起こせばすぐそばにあった座椅子に座らせた。