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第99話

「ちょっとだけ我慢してて。」 そう言うと光生は腰をゆっくりと動かし俺の太ももの間に擦りつけた。 「ねぇ……光生っ…これ気持ちいいの?」 「……んっ…やばい………」 余裕のない顔をする光生を見てやっぱり脚が好きなんだなんて思うとなんだかムカついてきて閉じていた脚を少し緩めれば光生は睨んでくる。 「ふっ、涼のいじわる。」 「女の子の脚の方が気持ちいい?」 「なわけないでしょ。涼の白くて柔らかくてスベスベな脚じゃないと気持ちよくないって。」 嘘なのか本当なのかわからない俺は頬を膨らませて疑うような目でわざと見れば光生は困ったように笑った。 「ほら、見て。俺の気持ちよさそうでしょ?」 光生は目線を下にしてつられるように俺も見れば太ももの間をいったりきたりする光生のものは確かに気持ちよさそうだった。 急に恥ずかしくなり顔をあげれば目の前には気持ちよさそうな顔をしている光生がいて俺はつい見惚れてしまう。 「……俺の顔好き?」 目が合ったわけでもないのに見ていたのがバレたのか光生は下を向いたまま俺に聞いてきた。 「うん…光生のえっちな顔…大好き…」 「ふふっ、じゃあずっと見てて。」 顔を上げて少し苦しそうな表情でニッと笑う光生はすごく色気がある。俺は緩めていた脚を自らギュッと閉じた。 「……あっ……涼のばか……」 急に閉じたからなのかビクッと感じた光生に俺は嬉しくなる。 「へへっ、光生かわいい!」 「……はいはい、ありがとうございます。」 照れているのか少し顔を赤くした光生はぶっきらぼうに返事をしてすぐにまた動きだした。 さっきよりも腰を早く振る光生はすごくえっちでかっこいい。 「……はぁっ………んっ………」   気持ちよさそうな吐息が聞こえてくるたび愛おしさで俺の胸はぎゅーっと締め付けられていく。 「……っ……っあー、イきそう………」 なぜか光生はイくのを少し我慢しながら俺の脚を広げようとしている。 「光生っ……?」 「もう出るから…離して……涼にかかるっ……」 そんなこと気にしないでいいのにいつだって光生は俺のことを考えてくれている。 「…ん…このままイっていいよ……」 光生の体に手を伸ばせば困った顔を一瞬した後すぐにふっと笑い俺に近づくと腰を震えさせてイった。お腹にはピュッピュッと光生の出したものが飛んでくる。 「っはぁ……ごめん…いっぱいかけちゃった…すぐ拭くから待ってて…」 光生がティッシュを取りに行こうと離れようとするところを引き止めれば光生は不思議そうな顔で俺を見る。そのまま俺は光生の出したものを指ですくいペロッと舐めた。   「………は?なにしてんの?」 そんな俺をびっくりした顔で見つめている。 「光生も俺の飲んだから俺も舐めた!」 「ちょっ、、早くうがいしてきて!」 俺を起き上がらせようと焦る光生がかわいくて勢いよく抱きつけば光生は体制を崩して俺の隣に倒れこんだ。俺は起き上がり光生のものにそっと触れ先からまた少し出てきたものをもう一度舐めた。 「へへっ、光生の味だ!」 「…もうまじで勘弁して。かわいすぎる。」 寝たまま手で顔を隠す光生に近づけばチラッと俺を見ていつものようにふふっと笑い頭をガシガシと強めに撫でてくれた。

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