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第182話

服を脱がしてくれる光生は俺の体を見るとなぜか嬉しそうに微笑む。その顔はずっと見ていたくなるほど甘くて幸せそうだ。 「……光生?」 「まだキスマーク残ってる。」 そーっと優しく指で撫でる光生は強く撫でると消えてしまうとでも思っているのだろうか。 「…でも薄くなっちゃったから……今日たくさんつけてほしい……」 話せていない間、毎日薄くなっていくキスマークに寂しくなっていたからまたつけてくれたら嬉しいななんて思ってまたわがままを言ってみる。 「…え?つけていいの?」 「なんで?いいに決まってるじゃん!」 何でそんなに驚くのか全くわからないでいると光生は薄くなっていた同じ場所を吸った。 「……俺にキスマークつけられるの嫌がるかと思ってたから嬉しい。ありがと。」 そんなお礼を言うほどのことなのかと余計に不思議でじーっと光生の顔を見ていると乳首をツンツンと触られる。さっきまで服の上から触られていたから急に直接触られると刺激が強くて体がビクッと反応する。 「んぅう…!!……はぁっ……こうぅ……」 その気持ちよさに俺はもう一度触ってほしくて光生を見つめると指でピンッと何度も弾いてくれる。 「ふぁあっ……イっちゃうぅ……あぁん!!」 触られて1分も経っていないのに呆気なくイってしまった。腰は勝手に浮き俺のものは下着のなかで震えながら何度も射精している。 「…こうぅ……いっぱい出ちゃったぁ……」 自分でもしていなかったし久しぶりだからか何も考えられないくらい気持ちいい。それに俺は顔を見られながらイくことが大好きだと気づいた。 「………やばいなんでそんなにえろいの。」 再び乳首を触る光生は俺の顔を嬉しそうに見つめる。 「やぁあ…!……ぁんっ…そんな触ったらまたイっちゃうからぁ…!!」 「ふふっ、もっと乳首で感じる涼のこと見たいからまだイくのだめだよ。我慢してて。」 我慢してと言いながらわざとさっきよりも強く触る光生のいじわるがたまらない。 「うぅ……っ……乳首きもちいぃ……」 「涼のえっちな顔すごいかわいくて大好き。」 そんなことを言われると恥ずかしくて目をそらしてしまう。そうするとパッと手を離す光生にまた触ってほしくて見上げる。そんな俺を笑う光生は余裕たっぷりだ。 「ふふっ、涼は乳首触られるの大好きだね。」 それは本当のことだけどそんなまるで俺が変態みたいな言い方をしないでほしい。 「……違うもん。光生に触られるのが大好きなだけだもん。」 「……涼のばか。」 突然乳首をギュッとつまみグイっと引っ張られその刺激に腰がビクンッと跳ねる。 「んんーっ!だめぇっ……!!」 すぐにまたイってしまった俺を見つめる光生の視線にすら体は反応してしまう。 「……やっば。まじでかわいすぎる。」 目が合っていないときは触らないと言ったくせに乳首にキスをする光生はそのまま何度も優しく舐めたり吸ったりしてくる。 「やぁあ…光生っ!……いまイってるから…吸っちゃだめぇっ…!」 「無理。もう我慢できない。」 さっきまでとは違いそんなに余裕のない声を出されると俺のことを求めてくれているみたいでたまらない。 「まってっ……ぁあん…またイっちゃうっ、いっぱい出ちゃうからぁ……!!」 「ん、いいよ。好きなだけ出して。」 だめだ、光生の口で乳首を気持ちよくしてもらうことが大好きでしょうがない。いつから俺はこんなにえっちなことばかり考えるようになってしまったのだろう。 「んぅ……あんっ…イく、、イくぅっ!!」 もう訳がわからないくらいイきまくった俺の体は敏感で光生が触れる場所すべてに感じてしまう。

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