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第190話 光生side

「……ごめん。俺すごい勘違いしてた。」 嫉妬してくれていることが嬉しいから別に謝らなくていいのにショボンと落ち込んでいてかわいい。それ以上気にしてほしくなくてずっと繋がっている場所を緩く動かせば「んっ…」と涼は声を漏らし顔を赤くする。それだけのことで俺のものはドクンと脈を打つ。 「……涼の中に出していい?」 グチュグチュと音をたてて強めに擦りつけると恥ずかしそうにコクンと頷いてくれる。 「んっ……涼大好き……」 涼の中は温かくて柔らかくて俺がイけばギュウッと締め付けてくれる。それが溶けそうなくらい気持ちいい。 「……光生ってえっちな雑誌持ってる?」 「……は?」 よくわからないことをどんなタイミングで聞いてくるんだ。まだイってる最中なのに涼は俺の腕をギュッと握り上目遣いで見てくる。 「その……きれいなお姉さんの下着姿が載ってるようなやつとか……」 そんな全く興味のないものを持ってるはずがないしそもそもなんでそんなことが気になるんだ。ていうかその不安そうなかわいい顔で見上げられたらまたイってしまいそうだからやめてほしい。 「持ってないよ、興味ないし。」 「本当?怒らないから正直に言っていいよ、、」 とか言いながら持ってたら怒るんだろうなと思うとかわいくてしょうがない。いや、むしろ怒ってるところが見たくなってきた。 「あ〜、そういえば持ってたかも。すっごいえろいやつ!」 「……やっぱり持ってるんだ、、」 嘘をつけば少しムッとしている涼にやっぱり怒るんだとにやけてしまう。 「涼は持ってないの?スケスケの小さい下着きたお姉さんのえっちな雑誌。」 「っっ!!持ってないっ!!そんなの見ないもん!!」 はぁ〜、かわいい。かわいすぎる。完全に不機嫌になった涼は唇を尖らせ目を合わせてくれない。 「ああいう下着良いよね。着てるのにスケスケだから全部見えてるしレースもえろいし。あんなの見て興奮しない人いないでしょ。」 まぁ、俺は興奮しないんだけど。でも涼が着るとなると全く別だ。絶対に着てくれないだろうから着てなんて言わない。想像するだけで十分だ。 「…っ……今、光生のビクッて動いた…!!絶対きれいなお姉さんのこと考えてたでしょ!!」 いや涼のこと考えてましたなんて言っていいのだろうか。えろい下着を着て誘ってくるところを想像してたなんて言えばもう口を聞いてくれなくなるかもしれない。 「んーん、考えてない。」 「……絶対嘘だ………ねぇ、光生って見えそうで見えないのが好きなの…?」 「ん〜、まぁ好きかも。」 そういうのが好きと言うよりは涼限定だけど。ぼんやりそんなことを考えていたら涼は突然繋がっていた場所をゆっくりと離すと起き上がり俺が着ていた学校のシャツを自ら着る。サイズが大きいのかブカブカでちょこんと座れば太ももの辺りまで隠れている。 「光生……俺この下なにも着てないよ…」 「……え?」 目の前に寝転ぶ涼は服の上から自分の乳首を指で弾き出す。 「んっ………ここどうなってるか見たい…?」 息を荒くし乳首でオナニーをする涼は見えそうで見えないようにきっとわざとしている。 「すっごい見たい。見せて。」 涼はニヤッといたずらっぽく笑うとさっきよりも激しく刺激しだす。 「んぅうっ……だめ……秘密っ…!」 なんだこのえろすぎる涼は。普段なら絶対に恥ずかしがってしないくせに。まさかお姉さんに嫉妬してこんなことをしてくれているのだろうか。それとも前に俺が1人でしてるところを見たいと言ったことを覚えてくれていたのだろうか。 「光生……また絶対えっちなお姉さんのこと考えてるでしょ…!」 1回も考えてないのに勘違いした涼はクチュクチュと音を立て自分のものを擦りだす。 「はぁーっ……おちんちん…きもちいぃ……」 脚をモジモジとさせ俺には見えないように1人気持ちよくなっている涼から目が離せない。 「……さっきからえろすぎない?」 こんなことをされたらあんなにイったのに俺のものはまた反応しだす。 「…んっ…お姉さんと俺どっちが興奮する?」 「そんなの涼に決まってるでしょ。ていうか最初から涼にしか興奮してないし雑誌持ってるのもお姉さんの下着の写真に興奮したのも全部嘘。」 「……え?雑誌持ってないの?」 そんなの当たり前なのに驚いたのか涼の動きはピタリと止まる。 「……ねぇ、襲っていい?」 だめと言われても絶対に襲う。これは涼が悪い。 えろい顔で微笑む涼はさっき俺がしたみたいに脚をグイッと上半身に持っていきお尻を全部見せてくれる。 「……さっき光生がしてくれたこの格好…恥ずかしくてすごい大好きだった……」 もし今日地球が終わってももう何も後悔はない。大袈裟に聞こえるかもしれないけど今の俺はそれくらい幸せだ。

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