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第216話
「ごめんね、ほっぺた痛かったでしょ?」
スリスリと優しく撫でながらほっぺたに何度もキスをする光生は心配そうに見つめてくるからなんだか照れてしまう。
「大丈夫だよ、、全然痛くない、、」
「でも少し赤くなってる。」
どれだけ俺のことを大切にすれば気が済むのか大丈夫だと言っても聞いてくれない。こんなの多少は赤くなるに決まってるしすぐに元に戻るから気にしなくていいのに。
「もうほっぺたばっかりやだ!」
全然口にキスしてくれない光生に自らキスすればホッとした顔を見せてくれる。それからすぐに舌が入ってきて深いキスをされる。
「んふぅ……こうぅ………はぁっ……」
「ねぇ、さっきの続きしてもいい?」
「うん……してっ……」
また俺の乳首に光生のものが擦りつけられる。それが気持ち良すぎてもう何も考えられない。
「んっ……光生のすごいっ……硬くて気持ちいい……」
「………だから、かわいいこと言うのだめってさっき言ったばっかりでしょ。」
光生は大きなため息をつく。本当のことを言っただけなのに俺はまた何か間違えてしまったのかもしれない。このままではまたストップって止められてしまう。光生に気持ちよくなってもらいたいだけなのにどうしてもうまくいかない。
「……っ…かわいいこと言ってないもん……思ったこと言っただけなのに……」
「ん、ごめんごめん。言ってないよね。」
それにまた光生に謝らせてしまった。溢れてきそうな涙をこぼれる前にそっと器用に拭ってくれるその手は俺の頭を優しく撫でてあやしてくれる。
「今の俺、涼に誕生日祝われてすっごい浮かれてんの。」
「………え?」
「俺のこといっぱい喜ばせようとしてくれてるんでしょ?ちゃんと伝わってるよ。伝わりすぎて我慢するのに必死で涼のこと困らせるようなこと言っちゃったね。」
ごめんねと謝る光生に首を横に振る。すぐに泣きそうになってしまう俺が悪いのに光生のことになると感情がうまくコントロールできない。
「俺のほうこそごめんね、、光生に何したら喜んでもらえるかわかんなくて、、」
「ふふっ、なんで涼が謝るの。それにさっきからずっと喜んでるよ。一緒にいてくれるだけでもすごい嬉しい。」
そう言ってまたクチュクチュと擦り付けてくる光生のものはグッと硬くなる。
「はぁっ……イきそう………涼にかけていい?」
余裕のなさそうな顔も声も色気しかない。それに普段の光生はしたいことをあまり言わないからそんなことを言われるとすごく嬉しくなる。
「うんっ……いっぱいかけて……」
俺に跨っている光生の脚をスリスリと撫でると腰をビクビクと震わせる。
「んっ………イくっ……っっ!!」
俺の乳首は一瞬で光生の出したものでいっぱいになる。
「……っはぁ………気持ちいいっ……」
気持ち良さに耐えている光生の顔を見るたびに愛おしさが増していく。
「光生がしたいこともっとしていいよ、、」
光生はわがままを言うどころかいつも俺がしたいことばかり優先してくれる。だから今日くらいはいろんなことを言って欲しい。
「本当になんでも言っていいの?」
遠慮がちに聞いてくる光生に頷くと少し近づいてくる。
「……じゃあ俺の舐めてほしい。」
そう言って寝ている俺の顔の前に光生のものを近づけられる。えっちなお願いをされたことが嬉しくてにやけるのが止まらない。
「うんっ!いっぱいしてあげる!」
「ふっ、すごい元気な返事。なんでそんな嬉しそうなの。」
こんなことならマイケル先生に教わっておくんだった。光生のものを両手でそっと掴むと熱くてびっくりする。そのままペロッと舐めてみると気持ちよさそうに声を出してくれた。
「んっ……やばい……またすぐイきそう……」
どうしよう。なんかこの体勢にドキドキしてきた。光生に強引にされているみたいで興奮する。そんな変態みたいなこと本人には絶対に言えないけど。
「ふぁあっ………っ……こうぅ……」
光生のものを咥えてみるけど大きすぎてちゃんとできているのかわからない。それに息もうまくできなくて苦しいのになんだかそれがすごく気持ちよくて俺までイきそうになってくる。
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