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第229話
「光生…それ恥ずかしい……」
「なんで?さっきまでもっと恥ずかしいことしてたのに?」
お尻をグイッと開かれてグチュグチュと音を鳴らすように奥まで押しつけられれば誰だって恥ずかしくなるに決まってる。それに冷静になって考えると光生の目の前で腰を振って乱れていたなんてとんでもないことをしてしまった気がする。
「あっ……光生っ……」
「ふふっ、やだ?」
「…………嫌じゃないけど、、」
こんなに変態になってしまったのは絶対に光生のせいだ。グリグリと光生の首元に顔を押しつけ恥ずかしさに耐えていると嬉しそうに笑いながら抱きしめてくれる。
「ふふっ、ごめんね。恥ずかしいね。」
フワフワな毛布を体の上にかけてくれる光生は、またモテるようなことを平気でする。光生と繋がったまま毛布に包まれているこの時間が温かくてくすぐったい。
「……これ落ち着く、、大好き、、」
光生の体温も匂いも心臓の音も全てに安心する。トントンと背中を心地よく叩いてくれる光生にスリスリと顔を擦り付ければ光生のものはお尻の中で大きくなりグッと押し広げられる。
「ねぇ、もう少ししたい。」
甘えた顔をする光生はかわいくてずるい。いつも俺のことを気遣ってばっかりだからたまにしか見られないその顔に嬉しくなる。
「えー?今いっぱいしたのに?」
光生が甘えてくれるこの時間が終わってしまうのがもったいなくていいよとはまだ言わない。光生はゆっくりと自分のものを抜き覆い被さってくる。
「……だめ?」
光生はまた甘えた顔で聞きながら着ていた下着を脱がせてくる。
「わっ……ちょっと光生っ……」
えっちな下着を着ていることも恥ずかしいけどいきなり裸にさせられるのも同じくらいに恥ずかしい。
「ねぇ、だめ?」
そんな寂しそうに聞きながら体をピッタリとくっつけられると流されそうになる。
「もう寝る時間だからだめっ!」
それでももっと見ていたくて嘘をつく。本当はだめではないけど滅多にこんな風に甘えてくる光生を見られないしもう少しだけ楽しみたい。
「まだ22時にもなってないじゃん。」
拗ねてしまった光生は俺の首元に顔を埋める。頭を撫でればサラサラな髪の毛から同じシャンプーの匂いがしてたまらない。
「涼とせっかく2人きりなのに。まだ全然足りないし激しいのするって約束したのに。」
こんなことで拗ねてくれる光生は小さな声で文句を言っていてかわいい。
「ねぇ、光生の顔見せて?」
いつもしてくれるみたいにツンツンとほっぺたをつつくとその指を握られる。
「嫌だ。もう今日はこのまま寝る。」
そうだった。光生は一回拗ねるとなかなか機嫌を戻してくれない。
「光生、ちゅーしよ!さっきみたいに仲直りのやつ!」
「しない。キスしたら余計にえっちしたくなるもん。」
俺がいいよと言わない限り無理矢理にでもえっちをしてこない光生はやっぱり優しい。
「んふふっ!寝るの嘘だって!今日は光生の好きなだけえっちしていいよ!」
背中をスリスリと撫でるとゆっくりと顔を上げる光生はすぐにキスをしてくる。
「してもいいの?眠たくない?本当はもう体きつい?」
質問攻めの光生は俺のほっぺたを優しく撫でながら心配そうに見つめてくる。
「んーん、眠たくないしきつくないよ!」
今度は俺からキスをすれば嬉しそうに笑う。もっとその顔が見たくて脚をグイッと開いてみる。
「……見て…光生の欲しくて我慢できないっ…」
自分からこんなところを見せるなんて絶対に普段ならできないのに今日はなぜだかしたくなる。早く欲しくてヒクヒクしている場所を光生は嬉しそうに見つめてくる。
「ねぇ、俺の何が欲しいの?」
お尻には光生のものが当てられる。こんないじわるな質問をされても興奮してしまう俺はえっちなことばかり考えている。
「……光生のおちんちんが欲しい……」
「ふふっ、かわいい。大好き。」
幸せそうに笑うその顔をずっと見ていたい。手を伸ばせばゆっくりと挿れられ苦しいくらいに抱きしめてくれる。
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