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第259話
「ちゃんと自分で気持ちよくできた?」
乳首の周りをゆっくりと撫でながらそんなことを聞いてくる光生はまだ触ってくれない。それがもどかしくてウズウズしてくる。
「うぅ……できなかったから…光生の写真見ながらしたの……」
「ふふっ、俺の写真持ってるの?」
まずい、うっかり話してしまった。引かれたらどうしよう。ていうか絶対に引かれる。
「あ、えっと、その、、」
うまく誤魔化すことなんて器用なことはできなくて謝ろうとした瞬間に光生はフワッと俺の頭を撫でる。
「俺も涼の写真見ながら1人でしてるよ。」
「………え?」
「毎日涼に触りたいし触られたいの。だから今日家に誘ってくれてすごい嬉しかった。」
「……光生も俺のこと考えながらしたの?」
詳しく聞きたいのにニコッと笑うだけの光生は硬く勃った乳首をピンッと弾くように触る。
「やぁあんっ…!!…っ…こうぅ……」
「ふふっ、かわいすぎる。」
今の一瞬でイってしまった俺のことを見ながら今度は両方の乳首の先に指をそっと乗せ何度も擦られる。
「あぁっー!!……んっ…はぁんっ……!!」
もう意味がわからないくらいに気持ちいい。またすぐにイきそうで脚をギュッと閉じても全く意味はない。
「やんっ……イっちゃうぅ…っ…っんぁあっ!」
結局またイってしまった俺を見ていじわるに笑う光生は止まらない。すぐに乳首を吸うようにキスをしてくる。
「こうぅ…!!だめっ…っ…吸っちゃだめぇ!」
自分ではできないその刺激に耐えるのに必死になっていれば突然光生は唇を離す。
「っ……光生…?」
「ふふっ、吸うのだめなんでしょ?」
敏感になった乳首をツンツンと触る光生はえっちないじわるをしてくる。それがたまらなく興奮する俺はいつからこんなにドMになったのだろう。
「やだっ……光生もっと……」
光生の指をギュッと握り触っているところを止めてみても俺のしてほしいことをしてくれない。絶対にわかっているのに光生は首を傾げる。
「ふふっ、もっとなに?」
いつもは優しいのにこんな時だけいじわるをしてきてしかも見惚れるくらいイケメンだなんて全てが完璧すぎてもはや怖い。
「……もっと乳首にえっちなちゅーしてっ…」
恥ずかしいけどこれ以上我慢はできない。頑張って甘えた顔をしながらおねだりしてみれば硬く勃った乳首にすぐにキスしてくれる。
「はぁあっ…!!…っあ……光生にそれされるの大好きっ………」
「………なんでそんなかわいいことばっかり言うの。」
唇を離した光生は緩く触りながら見つめてくる。2人きりの部屋でこんなことをしている状況に興奮してしまう俺はえっちになっているところをもっと見て欲しくてしょうがない。
「あっ……んぅ……こうぅ……乳首気持ちいいの大好き……」
目をそらさずに感じている顔を見せれば光生は余裕が無さそうな顔で笑う。
「ねぇ、それわざと煽ってるでしょ?」
突然グリグリと押しつぶすようにさっきよりも強く触られれば一気に快感が押し寄せてくる。
「ふぁぁあ…!!ん……あぁっ…イくぅ!!」
「ふっ、そんなに乳首でイってたら体もたないんじゃない?このままだとお尻はまた今度だね。」
今日の光生はいじわるだ。でもそれがたまらなく俺の気分をえっちにさせる。
「…っ……やだ、やだっ…!」
「だめ。明日も学校あるし無理させられない。」
ボーッとした頭ではわざと言っているのか本当に優しさで言っているのかわからなくなってくる。
「やだっ……光生の挿れて欲しいのに……」
「ふふっ、じゃあ今から乳首でイくの我慢できる?」
駄々をこねる俺になぜか嬉しそうに聞いてくる光生に何度も頷く。
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