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第275話 光生side

「光生!ここにゴロンって寝て!」 ベッドをポンポンと叩く涼はさっきからすごく甘えさせてくれる。それどころかきもいくらいに甘えても嫌な顔ひとつしない。 「やだ。涼とくっついてたいからこのままして。」 こんな女々しい自分がいたんだとむしろ引いてしまうのに俺は止まらない。覆い被さったまま涼に抱きつく。 「んふふっ、この体勢じゃできないよ!」 涼はそんなことを言いつつも楽しそうに笑いながら抱きしめ返してくれる。 「涼は俺のなのにみんな毎日のように取るし寂しいのずっと我慢してた。」 「えー!大袈裟だよ!誰も取ってないって!」 そんなこと言ったってみんな涼のことが大好きだ。それが寂しくて素直に喜べない自分勝手な俺を見て涼は柔らかく笑う。   「ごめんね、、寂しかったね、、」 ほっぺたを撫でてくれる涼の手が一生俺だけを触ってくれればいいのに。 「ん〜、このままできるかな、、」 そんな俺の気持ちに気づいていないらしく腕を伸ばして勃っているものを触ってくれる。どこまでも優しい涼は真剣な顔で俺のわがままを叶えようとしてくれている。 「ふふっ、ごめんね。やりにくいよね。」 無理させたくなくて寝転べばちょこんと横に座り大好きな笑った顔を見せてくれる。 「せっかくお風呂入ったからズボンと下着脱ごうね!」 丁寧に脱がしてくれた涼は俺のものをそっと握り優しすぎるくらいの力でゆっくりと動かす。 「んっ………っはぁ……」 「んふふっ、光生のもっと硬くなっちゃった!」 簡単に反応してしまう俺のものは痛いくらいに勃つ。それに気づいたのか涼は優しく微笑む。 「出さないと痛いね、、撫で撫でしよっか!」 「ん…して……」 なんだこのプレイは。大好きすぎる。涼はきっとなんの計算もなく本気で優しくしてくれてるだけなんだろうけどこの状況に興奮している俺は前に言われた通り変態なのかもしれない。 「よしよし、、痛いね、、」 そんなことを言いながら先っぽを指で優しく撫でられれば一瞬で限界は来る。 「あっ……イく…っっ!」 勢いよく出たものは止まることを知らない。気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだ。 「んっ……やばい…気持ちいい……」 両手で顔を覆えば涼は俺の体の上に乗ってくる。優しく手をのけられ目が合えばとびっきりかわいい顔で笑ってくれる。 「光生上手にイけたね!えらいえらい!」 ほっぺたをスリスリと触ってくる涼はいつもの俺の真似をしているらしい。 「……ねぇ、もう1回して。」 こんな幸せな時間をまだ終わらせるわけにはいかない。腰を揺らし涼に擦り付ける。 「ん〜、でも光生眠たいでしょ?」 困った顔をする涼はやっぱり優しい。 「全然眠くない。」 さっきまでは眠たかったけど涼がいるとなると別だ。 「……じゃああと1回だけね……」 そう言って体の上から降りた涼は下着を脱ぐとまた乗っかってくる。俺のものにピタリとくっつけられる涼のものは勃っている。 「……え?」 照れた顔をする涼は腰を動かし俺のものに擦りつけてくる。 「んっ……あっ……光生のいっぱい当たってる……」 なんだこのえろすぎる涼は。俺が甘えるとこんなことまでしてくれるのか。 「光生気持ちいい…?」 一生懸命に腰を揺らしながらそんなことを聞かれれば顔はだらしないくらいに緩くなる。 「うん…すごい気持ちいい……」 「えへへっ、よかった!」 「……やばい。まじで大好き。」 こんな甘い涼を見せてくれた遥くんに今度絶対にお礼を言おう。 「……なんかこれ…光生のおちんちんとちゅーしてるみたい………」 涼はAVのセリフみたいなことを息を荒くしながら言ってくる。 「……どんだけ無自覚でえろいの。」 そんな独り言は涼には聞こえていない。 「こうぅ……」 甘えた顔をする涼が何を考えているかなんてすぐにわかる。ぐるっと体を反転させるように押し倒し今度は俺が上に乗るように覆い被さる。

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