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第274話
「んっ……光生っ……」
甘い顔でキスをしてくる光生はそれからすぐにちゅうっと音を立てながら乳首を何度も吸う。
「ぁんっ……っ……んんぅ……」
それから少しして光生は唇を離し微笑む。
「俺、遥くんが涼のこと好きなんだと思ってすっごい余裕なかった。」
「……え?」
もしかして最近ずっと遥くんの名前を出していたのはそのせいなのだろうか。光生は俺がモテるといつも勘違いしてる。
「だから今日も本当は遥くんのところに行ってほしくなくてあんなこと言って本当にごめん。」
やっぱり遥くんの言った通り素直になってよかった。光生がどう思っていたのかわかったし気を遣う寂しい時間もなくなった。
「俺もごめんね、、光生に遥くんのこと誤解しないようにちゃんと伝えておけばよかった、、」
優しく首を横に振る光生は部屋を暗くしてベッドの横にある間接照明をつけた。
「ん…涼大好き……」
何度も確かめるように乳首を吸っては舐めてくる光生が愛おしくてなんだかかわいい。
「んっ……光生……これ好きなの…?」
頭を撫でながら聞くと嬉しそうに頷く。いつもの俺をイかせてくれようとする舐め方ではなくただ求めるような舐め方になんだか甘えさせてあげたくなる。
「ねぇ、もっと涼に頭撫でられたい。」
だめだ、光生がかわいすぎて頭をひたすらに撫でてしまう。
「なんか今日の光生、赤ちゃんみたい!」
普段こんなに甘えてこない光生はよっぽど寂しかったみたいだ。自分で思ってるよりも愛されていたことに気づく。覆い被さっている光生に腕を伸ばしさっきから当たっているものをズボン越しにそっと触ればえろすぎる吐息を出す。
「はぁっ……涼……」
「んふふっ、光生のおっきくなっちゃったね!」
撫でるように触れば光生はもたれかかりながら俺の首元に顔をスリスリと擦り付けてくる。
「……ん…なった……」
甘えた声でそんなことを言ってくる光生がかわいすぎる。
「じゃあ保健室の続きする?」
抱きついて離れない光生の背中を撫でながら聞けば無言で頷いてくるからにやけてしまう。
「ん、光生のいっぱい気持ちよくしようね!」
ズボンの上からでもわかる光生のものを指でなぞれば感じてくれているのか吐息が首元にかかりくすぐったい。
「はぁっ……涼に触られるの気持ちいい…もっとして……」
このままではめちゃくちゃに甘やかしてしまう。きっと後で冷静になれば恥ずかしくなるようなことでも俺は今からしてしまうんだと思う。
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