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第4話
それからが大変だった。
レインが僕の告白とともにケダモノのように……以下略。
そしてその次の日に、僕は色々ネタばらしというか、大事にしていた妹のセリアに、
「やっぱり兄さんはチョロい。レインにお任せするしか無いわね」
と言われてしまった。
ちなみにセリアはウォールとそういった関係になっていたらしい。
まさか大人しい友人がと思っていたが、セリアにとってはかけがえのない人であるらしい。
なので仕方がないと思いつつ僕は、
「でもセリアがこんなに大胆なことをするなんて」
「兄さんが私を繊細な妹で有って欲しいと思っていただけだと思う」
「……お兄ちゃん、泣いちゃう」
「よしよし」
僕はセリアに頭を撫でられて慰められた。
よくよく考えれば、妹のセリアはもう少しというか十二分に芯のつよい子だったので、あの結婚話を自分で壊しに行ったような気がする。
もっと僕は早く気付けばよかった。
シスコンが僕は過ぎたのかもしれないと反省しているとそこで、
「それで、話は終わったからスノーは連れて行くな」
「! な、何をする気だ!」
「それはベッドの上で教えてやるよ」
「待て、それは昨日散々……」
と言いながら僕はレインに連れ込まれてベッドの上で喘がされ、耳元で、
「それで、最近男同士で子供の出来る薬を手に入れたがどうする?」
「! ま、待ってせめて、学園を卒業してからっ、やぁああああんんっ」
という目にあった僕。
それにレインが仕方がないな、でも、俺から逃げられると思うなよと囁かれて僕は、嬉しくなりながら頷いたのだった。
「おしまい」
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