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あとがき
ここまで読んで下さった方々へ、このような拙い作品を最後まで読んで下さったことに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
このお話は、私にとって、初めて人様に公開させて頂いた作品です。第一話を投稿した前の晩、和輝くんと河合さんが私の夢の中に出てきて、延々と告白劇を繰り広げたのでした。ゲイで彼氏もいる事を分かっていて告白する河合さん。結構マイペースで強引なのに、肝心な事を口に出して言えないところが可愛くて、目が覚めた瞬間に、お話しとして残したいと思いました。結局河合さんは脇役でしたけど。
ですので、当初は第4話までで完結予定でした。でも、4話目が終わったとき、あの後、和輝と先輩は家でどんな話をしたんだろうとか、二人の出会いなどを想像していたら面白くなって、付け足し付け足しした結果、結局予定より随分長くなってしまいました。最初はなんの設定もない所から始めてしまったので、途中無理がある内容になっていた部分も多かったと思います。
ですが、きっとこの二人は幸せに生きていくんだろうなと、私自身確信が持てたので、和輝と先輩の12年後で完結としました。
二人が老いて、和輝が
「貴大、入れ歯忘れんなよ、飯食って帰るから」
「うるさいな、わかってるよ」
なんて会話をする老後も気になりますが(私だけでしょうか…?)それはもっと表現力が付いてから考えようと思います。
完結までお付き合い頂き、ありがとうございました。
mimi.K
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