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年上に誑かされる少年の話 3
背後から突かれて泣きわめいた。
でも、その熱さと痛みを快楽に置き換えることをもう教えこまれていた。
「気持ちいいね、コレが好きだね」
囁かれた。
ぐちゃぐちゃとデカいソレでそこを潰されながら。
涎を垂らして、首を振ってガクガクと腰を揺らした。
出してないのに、頭が何度も何度も真っ白になった。
「あうっ・・・ひいっ・・ぐひい・・ぐあっ!!」
絶叫していた。
焼かれ、貫かれ、引き裂かれて。
それが、良いのだと思った。
そう思わされていて、頭の中身までかき混ぜられて。
「いやらしいからこんな風になるんだよ。本当にいやらしい子だね。でもオレが可愛いがってあげるからね」
耳を噛まれてそう言われて、泣きながらうなづいた。
「いやらしい穴をぐちゃぐちゃにして欲しいって、たのんでくれたらもっとしてあげる」
そう言われた。
何だって口にした。
いわれるがままに。
「いやらしい穴・・・ボクはやらしい・・やらしい穴を・・ぐちゃぐちゃ・・してぇ!!」
囁かれる言葉を、そのまま繰り返す。
「何でも・・・する・・する・・・ゆうこと・・聞く・・・ボクをオナホにして下さ・・・い」
「穴で犯され・・・るのが好き・・なメス・・ですぅ!!」
卑猥な言葉を言わされ、中に出して欲しいと懇願させられて、出されて「ありがとうございます」と言わされた。
穴から引き抜いた男の性器を綺麗にしろと舐めさせられ、夢中で舐めた。
自分から跨るように言われて跨り、褒められたから必死で腰を振った。
「いやらしいね。初めてでこんなことまでできるなんて。でも大丈夫、オレが面倒みてあげるからね。こんなヤラシイ身体。中学生のくせに」
まるで少年からして欲しいと言われたかのよう。
でも少年は錯覚していく。
だって気持ちいい。
気持ちいいのは自分がいやらしいからだ。
そう思い込んだ。
下から突き上げられて、喉を反らして叫んだ。
崩れ落ちるのを許されず、掴んでひきおこされ、深いところまで入れられた。
痙攣して、何度か意識を飛ばされた。
「本当にいやらしい、なんてすけべな身体だ」
呆れたように囁かれ、恥ずかしくて泣いた。
「大丈夫だよ。嫌いにならないから 」
そう囁かれてキスされて、少年は安心したのだった。
その後、喉奥まで突っ込まれて飲まされても喜んだ。
嫌われていないから。
動けなくなった少年を男はコートでくるんで男の部屋に連れて帰り優しく介抱してくれた。
優しく優しく。
あまいキス。
優しい言葉。
溶けそうになった。
セックスよりもそれが好きなことに少年は気が付かない。
少年の家に電話をかけて、今日は泊まると伝えてくれた。
少年は動けそうになかったから。
「おやすみ愛してるよ」
抱き合って眠る。
恋人なのだ。
少年はそう思った。
少年はしがみついて眠る。
これは愛。
愛なのだと。
男は優しく微笑んだ。
少年が眠りにつくと、男は少年からそっと離れた。
ベッドに座りタバコを吸う。
これでいい。
このガキはこれでなんでも言うことを聞く。
男は少年の父親から情報を盗まなければならない。
少年の父親の、仕事用のパソコンに用があった。
少年を利用すれば何とかなるはずだ。
溺愛されていて、父親の書斎に入れるのは父親以外では少年だけだった。
少年はカギだった。
書斎の。
カギはもうこじ開けた。
ガンガン突いてイカせて、奥までほじって。
少年はもう言いなりだ。
これで欲しいモノは手に入る。
男は薄く笑った。
そして、せっかくだから楽しもうと、タバコを灰皿につぶすと、眠っている少年の身体に手を伸ばす。
仕事が終わるまでしか楽しめないのは残念だだった。
良い身体をしてる。
何、週末いっぱい泊まらせたらいい。
明日も犯して。
仕事はたのしくしないとね。
少年は自分が望んだことだと疑わないだろう。
何をされても喜ぶさ。
まだ柔らかいそこに突き立てた。
少年が衝撃に目をさまして、声をあげる。
眠っていたのに、淫らな衝撃に無理やり目を覚まされられたのだ。
「イケナイ子だね、まだ欲しいなんて」
男はささやき、少年のせいにした。
そして。
少年はそう思い込み、また貪られ喰われていく。
少年は。
何もわからず、ただ喘ぎ、叫つづけた。
男が終わりたくなるまで。
終わり
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