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第8話 朝の日常②

不貞腐れながらアルディスは仕事場で、書類書きをしていた。 「ああ〜、疲れる〜」 コンコンとノックをしエレーヌは中に入る。 「エレ〜、疲れた〜」 「溜めてたアルが悪いんだよ」 そこへミルクティーを持ったフィードが来た。 「アルディス様、エレーヌ様、朝の紅茶です」 エレーヌはソファーに座りミルクティーを飲む。 「朝ごはんはお食べになりますか?」 「んー。僕はいいや。」 エレーヌは基本的に朝ごはんを食べず、食事は基本的に夜だけ。ダイエットをしている訳ではないが、昔、あまり食べれない生活をしていた為、お腹が空かない。 「アルディス様はいかが致しましょうか?」 「エレのお菓子があるからいいや」 アルディスも元々少食なので基本的に朝は食べない。お腹が空いてくるのはエレーヌと同様に夜頃で、夜にエレーヌと食事をしている。 「分かりました。何かあればお呼びください。」 フィードは一礼をし部屋を出た。 「アル、僕もキッチンに行くね。仕事はサボらないようにね!サボったらお菓子はあげないよ!」 「ぅぅぅぅ....。」 エレーヌは部屋を出てキッチンに向かった。

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