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第7話 朝の日常
朝7時
「国王陛下、エレーヌ様。おはようございます。失礼致します。」
執事長のフィードが挨拶をしてベットルームに入ってきた。
「おはよう。フィード」
「おはようございます。フィードさん」
2人はフィードに挨拶をする
「今日はお早いのですね。」
「まぁ〜ね。エレと話してた。なっ?」
「うん」
エレーヌはにっこりと笑う。
「朝のモーニングティーはどう致しましょ?」
「そうだな〜。うーん」
「僕は寒いからミルクティーがいいな〜」
「じゃあ同じやつで」
2人はリクエストをした。
「了解致しました。ではお作り致しましたら、仕事部屋にお持ち致します。」
「了解〜」
フィードは部屋を出た。
「ああー。書類書きだァ......」
「アルが貯めたからだよ?」
「そうだけどさぁ〜」
アルディスは大きくため息をついた。
「さっ。着替えて行くよ」
「嫌だな〜」
「アルの仕事が終わったら、ご褒美あげるよ?」
「えっ??ほんと??」
「うん!レイナーさんとお菓子作りするって約束してるの」
「へぇー。じゃあ頑張ろうかな!」
アルディスは笑顔を見せた。
着替え終わり、仕事部屋に向かうアルディスはとても嫌そうな雰囲気をしていた。
エレーヌはフィードが淹れたミルクティーを飲むため、一旦仕事部屋に向かった。
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